阪神育成ドラフト1位、神宮僚介投手が仮契約を結ぶ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
阪神タイガースは2025年11月22日、育成ドラフト1位の神宮僚介投手(22)との仮契約を発表した

契約の詳細として、支度金は300万円、年俸も300万円が決定した

神宮投手はこの契約に際し、「実際に書類などに目を通して、いよいよ本格的にプロ野球選手としての道を歩めるという喜びと覚悟、というのが今の気持ちです」と述べ、期待感を示した

神宮投手のプロフィール

神宮僚介投手は東農大北海道オホーツク出身の右投げサイドスロー投手で、最速148キロの速球を武器にしている

サイドスローとは、投手が横から投げる投球フォームを指し、独特な角度から球を投げることで打者にとって打ちにくい球を届けることができる

トミー・ジョン手術からの復帰

彼は2024年7月にトミー・ジョン手術を受け、その後の長期リハビリを経て、平均球速が4~5キロアップした経験を持つ

トミー・ジョン手術とは、主に肘の靭帯を再建する外科手術であり、投手にとっては非常に重要な手術である

手術後の復帰が難しい中、神宮選手はその壁を乗り越え、パフォーマンスを高めることに成功した

期待される投球スタイル

今季、彼は昨年の育成ドラフト1位工藤泰成投手(24)や3位早川太貴投手(25)の支配下昇格を目指す

「自分の投球スタイルは打者のインコースだったり、強気な投球が自分の特徴だと思っています

そこを十分に生かして、タイガースのピッチャー陣に入り込めるようにやっていきたい」と意気込みを語った

阪神タイガースの育成ドラフト1位、神宮僚介投手が仮契約を結んだことは、チームの未来に向けて期待を抱かせるニュースだ。リハビリを乗り越え、成長した姿でのプロ入りは大きなドラマといえる。
キーワード解説

  • サイドスローとは?投手が横から投げる投球フォームのこと。通常のオーバーハンドよりも球が低く、横の動きが強い。
  • トミー・ジョン手術とは?投手の肘にある靭帯を修復する手術。復帰までのリハビリが長いため、成功した場合は投手のキャリアを左右する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。