193センチの長身を活かした投球スタイルは、特に早い球速が持ち味で、150キロ台中盤のフォーシーム(ストレートの一種)と、切れ味抜群のカーブ(大きく曲がる変化球)を武器に、開幕から先発ローテーションに名を連ねました
彼は今季、勝ち星には恵まれなかったものの、日本の野球文化や言語を学び、チームメートとのコミュニケーションを図る姿勢が高く評価されました
初勝利は開幕から1か月後の5月3日のヤクルト戦で、6回4安打無失点の好投を記録し、試合後にはお笑い芸人のネタを披露することで、ファンとの距離を縮め人気者となりました
さらに、6月19日の交流戦では、初めて自らの投球で完封勝利を収めるなど、その実力を証明しました
しかしながら、8月中旬には「下肢の張り」で登録抹消となり、その後のシーズンでは登板機会を得られなかったものの、15試合での成績は6勝3敗、防御率1.39という素晴らしい数字を残しました
リハビリを経て、日本シリーズ第2戦では先発として登板しましたが、結果は芳しくなく1回2/3で7失点
シーズンを良い形で終えることはできませんでした
帰国時には、「日本での一年は一生忘れられない」と語り、笑顔での帰路につきました
来季も甲子園のマウンドに戻ってくるのか、ファンやチームの期待が寄せられています
ジョン・デュプランティエ選手の活躍は、日本のプロ野球界において非常に注目されました。彼の投球スタイルや人間性は多くのファンを魅了し、チームにも貢献しました。来季の続投に期待するファンの声が聞こえますが、彼の今後の動向に注目です。
キーワード解説
- フォーシームとは?:フォーシームは、ストレートの一種で、直線的な軌道を持ち、高速で投げられます。打者にとっては打たれにくい球種です。
- カーブとは?:カーブは、投球時に大きく曲がる変化球のことを指し、打者のタイミングを外すのに効果的です。打者はその曲がりを予測するのが難しくなります。

