これは、10月に戦力外通告を受けた後、育成選手としての再契約を結ぶ形となります
津田選手は、契約更改に際し、「野球を続けるか悩んだが、(球場には)自分のユニフォームやタオルを持っているファンがいる
SNSでも応援メッセージが届き、その人たちにもう一度、1軍でプレーする姿を見せたい」とその決断の理由を語りました
津田選手は、横浜高校から三菱重工Eastを経て、2023年のドラフトで中日から2位指名を受けて入団しました
1年目は春季キャンプ中に右肩を負傷し、1軍出場はありませんでしたが、2年目の今季には6月12日の楽天戦で途中出場する形で1軍デビューを果たしました
しかし、その後の出場は5試合にとどまりました
契約更改の日は、実は彼の23歳の誕生日でもあり、「人生で一番寂しい誕生日になりましたが、こんな経験も含めて野球人生を振り返りたい
最後の1年だと思って、全力で野球に取り組んでいきます」と語り、これからの意気込みを示しました
再び支配下選手としての道を目指し、ファンへの恩返しを誓いました
津田啓史選手の契約更改は、若手選手にとって重要な決断の瞬間であり、彼が再起を目指す意欲に満ちた内容です。ファンの支えを感じながら挑戦する姿勢は、多くの人に勇気を与えるでしょう。
キーワード解説
- 育成選手とは?:育成選手は、プロ野球チームに所属する選手の一形態で、支配下登録されていない選手のことを指します。これにより、一定の条件下で選手を育成し、将来的に支配下選手として昇格する可能性があります。
- 契約更改とは?:契約更改は、選手とチームの間で新しい契約内容を決めるプロセスです。年俸や契約条件が見直され、選手のパフォーマンスやチームの状況が考慮されます。

