西武栗山巧選手、プロ25年目にして現役引退を決断

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 西武ライオンズの栗山巧外野手(42)が、プロ25年目となる2025年シーズン限りでの現役引退を決断したことが、11月23日に報じられました

栗山選手は、2001年のドラフト4巡目で西武ライオンズに入団し、以降ひと筋で活躍を続けてきました

通算2150安打を記録し、4度のベストナインを獲得した彼の存在は、ライオンズにおいて精神的な支柱としての役割を果たしてきました

 栗山選手は、ベルーナドームで開催されたファン感謝デーに出席し、「ありがたい声援が聞こえました」とファンに感謝の意を表しました

この日のイベントには、背番号1の応援タオルを肩にかけた多くのファンが詰めかけ、栗山選手の引退への思いを共有しました

 栗山選手は、プロ20年目で通算2000本安打を達成し、その後4年間でさらに150本の安打を積み重ねてきました

しかし今季は結果が出ず、わずか11試合で23打数2安打と苦戦を強いられ、自己の調子に苦しむ一面も見受けられました

「それだけ(ストライク)ゾーンで勝負されたということ」など、自らの状況を冷静に分析していました

 栗山選手は、選手会長を2年間、キャプテンを5年間務めるなど、チームのリーダーシップを発揮してきました

ファンへの影響も大きく、「栗山さんの言葉は、他の選手のものとは重みが違う」との声が多く寄せられています

彼は自身の影響力を感じながら練習に励み続けており、今もオフに入ってからもマシンでの打撃練習に取り組んでいます

 日本球界では異例の“来季で引退”宣言を行った栗山選手は、これから迎える最後のシーズンを「球場に来たファンの人たちに、良くても悪くても何か伝わるものがあるようなプレーをしたい」と語り、引退に向けて気持ちを新たにしています

 栗山巧選手は1983年に兵庫県で生まれ、育英から2001年のドラフトで西武入団

その後、2004年に初出場を果たし、2008年にはリーグ最多安打を記録

2021年には、球団生え抜きとして初の通算2000安打を達成しました

現在、彼は推定年俸8000万円で、177センチの身長に85キロの体重を持つ右投げ左打ちの選手です

栗山選手の現役引退のニュースは、多くのファンにとって非常に感慨深いものでしょう。彼の存在は、ただの選手以上にチームの象徴であり、彼の言葉や行動は多くの人々に影響を与えてきました。引退後も彼がどのように球界に貢献していくかに注目したいです。
キーワード解説

  • 現役引退とは?プロスポーツ選手が、選手としての活動を終了することを指します。引退後は別の道に進むことが一般的です。
  • ベストナインとは?プロ野球でその年の最も優れた成績を残した選手に贈られる称号です。各ポジションごとに選出されるため、その年の選手の実力を示します。

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