中日・松山が契約更改で年俸1億2500万円に、育成ドラフト出身選手として史上最速の大台突破

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
中日ドラゴンズの松山選手が、名古屋市内で行われた契約交渉において、7500万円の大幅増となる年俸1億2500万円で契約更改を果たしました

この金額は、中日の育成ドラフト出身としての4年目の契約としては、巨人の山口鉄也選手が達成した5年目を超える史上最速の大台突破となります

松山選手は契約更改に際し、「(大台突破は)うれしいことですが、目指していくところはそこではないので

いくらか?100億円くらいですかね、フフフ」とコメントしました

彼の年俸は150%増と非常に高評価されており、来季に向けての期待が集まっています

今シーズン、松山選手は守護神としての役割を担い、51試合に登板しながらも0勝1敗、防御率1.54を記録しました

特に彼は、7月に右尺骨肘頭疲労骨折による1カ月の離脱がありましたが、それでも49セーブを挙げ、最多セーブのタイトルを獲得しました

彼のセーブ機会における失敗は、9月6日の巨人戦の1度限りでした

契約時には支度金300万円と、年俸300万円で入団した松山選手は、育成ドラフト1位の選手としてはスピード出世を果たした頼れる右腕です

「追われる立場になった

ケガをしたし、1回やられてしまったし、レベルアップしないといけない」と決意を示し、さらなる成長に向けた強い意気込みを語っています

松山選手の契約更改は、彼が成長し続けていることを示す重要な出来事です。育成ドラフト出身としての大台突破は彼にとって価値のある成果であり、次のシーズンへの期待も高まります。一方で、ケガを乗り越えた彼の「レベルアップしないといけない」という言葉からは、さらなる努力と決意を感じさせられます。彼の成長が今後の中日ドラゴンズの成績に大きく寄与することが期待されます。
キーワード解説

  • 契約更改とは?契約更改は、選手の年俸や契約内容を見直すために行われます。選手の成績や市場の評価に基づき、契約金額が変わることがあります。
  • 育成ドラフトとは?育成ドラフトは、プロ野球チームが将来有望な若手選手を、育成契約で獲得するための制度です。これにより、より多くの選手がプロの舞台で成長するチャンスを得られます。
  • 守護神とは?守護神は、試合の終盤、特にリードの場面で登板する主にクローザーの役割を持つ投手のことを指します。重要な場面での投球が求められ、高い精神力が必要とされます。
  • セーブとは?セーブは、守護神や中継ぎ投手が、リードを守りきることによって記録される成績で、試合を勝利に導くことを意味します。特に重要な投手の役割です。
  • 防御率とは?防御率は、投手が自責点を与えた際の数字を示し、被打者数やイニング数に応じて算出されます。この数字が低いほど、投手の成績は良好であるとされます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。