筒香嘉智、来季に向けた意気込みを語る - チームの優勝を目指して
横浜DeNAベイスターズの元キャプテン、筒香嘉智選手が自身の25年シーズンを振り返り、今後の目標について話をしました彼は契約更改時に現状維持でのサインをし「自分の感覚を取り戻すことができたので、後半は感覚通りの数字が出せたのかと思います」と語り、自身の成績に納得の表情を示しました
今シーズンの横浜DeNAは、故障者が多く出たシーズンの後半を迎え、打線の主力が離脱したものの、筒香選手は特に際立った活躍を見せました
8月には33打数11安打、うち8本がホームランという素晴らしい成績を残し、長打率は1.161を記録
夏場に入り状態を上げた彼は、7月上旬の打率.174から見事な復調を遂げました
筒香選手が成績を改善した要因は「身体の感覚が戻ったこと」とし、特にプレーの際に大事にしている“感覚”に重点を置いています
「東京ドームでも打てて、横浜スタジアムに帰っても、間違ってない、このままイケるという感覚になりました」とあの日の感覚を振り返りました
最終的に、彼のシーズン打率は.228ですが、ホームラン20本はチーム内でトップの成績です
またサードとしても堅実な守備を見せ、チームをリーグ2位に引き上げる原動力となりました
来季の目標として「優勝です」と明言した筒香選手は、チーム全体と自身の目標を「優勝」にフォーカスすることを示しています
しかし「去年も今年も春先は全然ダメでしたので、来年からは1年トータルで準備したい」と語り、自身の持つ軸に基づいて来シーズンに臨む決意を表明しました
今季、横浜DeNAはリーグ優勝を逃し、約2位に甘んじましたが、筒香選手は「ノリの野球と勢いの野球は全く違う」と力説し、安定した勝利をつかむためには「勢いが出る理由」を追求する必要があるとの見解を示しました
最後に、「プロ野球選手としての自分の成績が大事ですが、ファンや横浜の街があってこそ成り立っている」と強調し、優勝には地域全体の力が不可欠であることを訴えました
来季も筒香選手の経験と思慮深さを生かし、横浜を歓喜の渦に包むべく戦う姿勢を見せています
筒香嘉智選手の今季は、ケガや離脱に苦しむ中での成長が印象的でした。彼の経験や持ち味を生かし、来季への意気込みを示しているところがファンにとっても希望を与えます。個人の成績向上だけでなく、チーム全体を勝利へ導くための姿勢は本当に素晴らしいと思います。横浜DeNAがどのように成長していくのかが楽しみです。
キーワード解説
- 契約更改とは?契約更改は、プロ選手が毎年契約の条件を見直し、更新する手続きのことです。
- 打率とは?打率は、選手が打席に立った回数に対してヒットを打った数の割合を示す指標で、選手の打撃成績を表します。
- 長打率とは?長打率は、選手の打撃成績を評価する指標の一つで、単打だけでなく、二塁打、三塁打、ホームランも含めた打席あたりの得点可能性を示します。

