育成2年目の20歳、園田選手は、6月14日のイースタン・ヤクルト戦（戸田）で公式戦初登板初先発を果たし、5回1失点の好投で初勝利を記録した
この結果は彼にとってプロ入り後の重要な一歩となり、シーズン終了まで無傷の8連勝を達成し、防御率は驚異の1.42を誇る
彼は「自分の投球を通して、バッターを抑えるためにはどのようなボールを投げるべきか、逆に打たれるボールは何かを学び取った」と述べた
ただし、園田選手は「まだ体も弱いし、もっと真っすぐも強くないと
1軍で戦うには物足りないところがある」と、自らに課題を持つことも忘れない
「オフシーズンには、球速アップと直球の強化を目指す」と語り、具体的には体重を82キロから87キロに増やす計画を立てている
これには、食事管理とウエイトトレーニングを欠かさず行う必要があると強調した
来季の目標について、園田選手は「支配下昇格及び1軍での登板を狙っている
結果を残すことだけを考えて進む
2軍でも、1軍でも、それに変わりはない」と力強い意気込みを見せた
彼の成長は順調であり、来る3年目に向けた飛躍の準備を進めている
園田選手の成長は、今後の巨人にとって非常にポジティブな要素です。若手選手が結果を出し続けることで、チーム全体の士気が上がるでしょう。また、彼の自己分析と目標設定の姿勢は、多くの選手にとって模範となるものです。
キーワード解説
- 育成選手とは？: プロ野球において、育成選手は契約金が少なく、育成を目的としている選手のことです。通常の選手よりも、特に若い選手や経験が少ない選手に対して使われます。
- 防御率とは？: 防御率は投手の成績を表す指標の一つで、与えた自責点を投球回数で割り、9を掛けたものです。低いほど優れた投手とされます。
- 直球とは？: 直球は、投手が投げる基本的な球種で、まっすぐに飛ぶボールです。速さが重要で、バッターにとってはストライクゾーンに来ると打ちやすい種類のボールです。
