松本剛選手、FA移籍で巨人入り決定 – 新たな挑戦の幕開け

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2025年11月25日、国内フリーエージェント(FA)権を行使した北海道日本ハムファイターズの松本剛外野手(帝京)が、読売ジャイアンツへの移籍を決定したことが伝えられた

松本選手は2017年に自身初の規定打席に到達し、2022年シーズンには驚異的な打率.347で首位打者に輝くというキャリアの中で初となるタイトルを取得している

今季は66試合に出場し、打率は.188と低迷

「日本ハムからの提示は感謝していますが、他球団の評価を知りたくてこの決断をしました」と松本選手はFA移籍を決ずる理由を述べた

移籍先の巨人は、中堅手が固定できず、前シーズンにスタメンで出場していたトレイ・キャベッジの去就も不透明であり、チームの補強が急務とされている

しかし、松本選手の移籍には競争も待ち受けている

巨人には、守備範囲の広いオコエ瑠偉外野手(関東第一)、終盤に打撃覚醒を見せた佐々木俊輔(帝京―東洋大―日立製作所)など、手強いライバルが控えている

特に今季の打撃成績が低調な松本選手が、即戦力として期待されるかは疑問が残る

両翼には内野手から転向した中山礼音(中京大中京)や、2000本安打まであと71本の丸佳浩外野手(千葉経済大付―広島)が主力として出場が予想されており、益々レギュラーの道は厳しさを増す

松本選手は来季で33歳を迎え、ベテランとして新たな役割を担うことが求められる

持ち味である守備だけでなく、これまでの輝きを取り戻し、攻守両面で勝利に貢献する活躍が期待されている

新しい環境でどれだけの成果を上げられるか、注目が集まる

松本剛選手の巨人への移籍は、彼自身の成長と新たな環境での挑戦が期待される事例です。激しい競争が待ち受ける中、彼が持っている才能を活かし、再び輝く姿を見られるのか注目したいです。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?選手が所属する球団以外のチームとの交渉や契約を自由に行える権利を指し、選手にとって新たな挑戦の機会となります。
  • 首位打者とは?シーズン中に最も高い打率を記録した選手に贈られるタイトルで、打撃能力の高さを示す重要な指標です。

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