堀投手は「今年1年通してファームではしっかり自分が思ってた通りできていたが、1軍でそのパフォーマンスを発揮できなかった」と振り返り、今季の年俸3300万円からの減額提示にサインしたことを報告した
今季、堀投手は6月6日に1軍に昇格したものの、交流戦終了翌日に再び2軍に抹消され、その後も2軍でのプレーが続いていた
1軍での登板は2試合のみで、勝敗は付かず、防御率は16.20という厳しい結果に終わった
一方、イースタン・リーグでは33試合に登板し、2勝0敗、2セーブ、防御率は1.65という好成績を残している
過去の栄光と肩のケガ
堀投手は、2021年に最優秀中継ぎ投手の称号を獲得したが、22年からは左肩の痛みに苦しむこととなったケガから回復したものの、球速が戻らない悩みを抱えていた
しかし、継続的なウエートトレーニングの成果も見え、今季には151キロを記録した
堀投手は「(22年に左)肩を壊して以降、全然球速も出ていなかったが、ようやく150キロを超える球を投げられるようになった」と述べており、オフシーズンも肉体強化を図る予定であることを明かした
未来への決意
堀投手は「完全復活を目指して、次のシーズンに向けてさらなるレベルアップを狙いたい」と話し、目標としてタイトル獲得を掲げた彼は「長く落ちぶれていると思うが、しっかりと1軍でその存在を示したい」と意気込んでいる
堀投手の契約更改のニュースは、彼のプロキャリアの厳しさを示しています。ファームでの活躍にもかかわらず、1軍でのパフォーマンスが振るわず、その結果としての減額提示は、アスリートとしての厳しい現実です。しかし、彼の「完全復活を目指す」という意気込みは、多くのファンに希望を与えるものであり、来シーズンへの期待が高まります。
キーワード解説
- 契約更改とは?:契約更改は、選手がチームと新しい契約条件を交渉するプロセスを指します。一般的に、選手はシーズンの成績に基づいて年俸の増減が行われます。
- 防御率とは?:防御率は、投手が相手チームに与えた得点数の平均を示します。低い防御率が望ましく、相手チームに点を取られにくいことを示します。
- ウエートトレーニングとは?:ウエートトレーニングは、筋力を増強するために行われるトレーニングの一種で、バーベルやダンベルを使って筋肉を鍛えます。

