平野はイチロー氏の米野球殿堂入りに対し、その得票率が「アメリカの方がすごい」と称賛し、海外での評価が高まっていることに喜びを感じていることを明かした
平野は新人時代の2006年、宮古島キャンプでイチロー氏と特別参加の紅白戦で対戦した経験がある
その思い出を振り返り、「イチロー氏が朝に絶対に初動負荷（運動時の動作を活性化させるトレーニング）をやっている」とその徹底した取り組みに感銘を受けたことを述べた
昨季は12登板と振るわなかった平野だが、「いろいろ投げる球や投げ方を試しながら、ちょっとずつ変えていきたい」と新たな投球スタイルを模索している
具体的には、ツーシームやチェンジアップといった新球種の導入に興味を持ち、自己の進化を追い求める姿勢を見せている
さらに、新たに就任した岸田新監督から抑え役としての起用を期待されていることについて平野は、「監督の期待に応えるために全力を尽くしたい」と意気込みを語った
NPB通算250セーブまであと1セーブに迫り、40歳を迎える今季、チームのキャッチフレーズ「常熱」に恥じないパフォーマンスを目指す
平野選手の自主トレからは、彼の情熱や向上心が感じられます。特にイチロー選手の取り組みを尊敬し、その影響を受けて新しい球種に挑戦する姿勢は、ベテラン選手としての意識の高さを表しています。若手選手にとっても、こうした姿は良い手本となるでしょう。
キーワード解説
- 自主トレとは？：自主トレとは、選手がチームの公式練習以外の時間に自発的に行うトレーニングのことを指し、個々の成長や技術向上のために重要な活動です。
- 初動負荷とは？：初動負荷トレーニングは、筋肉を正しい動作で活性化させるためのトレーニング方法で、特に野球選手にとっては動作の精度向上に役立つと言われています。
- ツーシームとは？：ツーシームは、投手が投げるボールの種類の一つで、ボールの軌道が通常の直球よりも変化するため、打者にとっては打ちにくいボールとされています。
- チェンジアップとは？：チェンジアップは、ピッチャーが投げる変化球の一つで、速球と同じフォームで投げるため、打者は速球と誤解しやすく、意図的に打ちにくくする効果があります。
