阪神・村上頌樹と坂本誠志郎、初の最優秀バッテリー賞受賞で完全試合を目指す
2025年11月25日、東京都内で開催された「2025プロ野球最優秀バッテリー賞」の表彰式に、阪神タイガースの村上頌樹投手(27)と坂本誠志郎捕手(32)が出席し、両者ともに初受賞を果たしたこの賞は、投手と捕手の連携が特に優れたコンビに贈られるもので、相互の信頼関係とパフォーマンスの高さが求められる
村上は、2023年のシーズンで坂本とともに達成できなかった完全試合の再挑戦に意欲を燃やしている
完全試合とは、投手が試合中、相手チームの選手を一人も出塁させずに試合を終了させる偉業で、NPBでは過去に16人しか達成されていない
阪神タイガースにとっては未だ偉業を達成した投手がいないため、村上と坂本には大きな期待が寄せられている
村上は、2023年4月12日の巨人戦で、7回まで完全投球を披露し、球数84球であったが、代打を送られ降板したため、完全試合には至らなかった
村上は「誠志郎さんと最初に組んで投げた試合が完全未遂だったので、いつか野球人生の中で達成できれば」と語り、坂本は「2年前からずっと組ませていただいて、相棒みたいな感じ
首を振ることがない」と、二人の信頼関係を語った
今季、村上は全26試合に登板し、14勝を挙げ、144奪三振で勝率・778を記録
これにより、投手3冠を獲得した
彼の代名詞であるスローカーブを駆使し、セ・リーグの打者たちを翻弄した
有能な捕手坂本と共に、完全試合を目指す姿勢は、チームの士気を高め、ファンの期待を一身に受けている
また、この日は坂本がセ・リーグのベストナインにも初選出された
村上は、「先発、リリーフと何人もいる中で選んでもらえてよかった」と述べ、今後のさらなる活躍に向けて意欲を示した
村上と坂本は、2025年に向けての目標を「リーグ連覇」と「完全試合」とし、力強い信念を持ってシーズンに臨む決意を示した
阪神タイガースにとって、歴史的な偉業達成は新たな伝説の始まりとなるかもしれない
村上頌樹投手と坂本誠志郎捕手が最優秀バッテリー賞を受賞し、完全試合を目指すスタンスは非常に魅力的です。彼らの信頼関係や過去の未遂試合の経験が、次へのモチベーションとなっていることが感じ取れます。期待が高まる中、彼らのさらなる活躍に注目です。
キーワード解説
- 完全試合とは? 完全試合は、野球において投手が一度も相手チームの選手を出塁させずに試合を終了させる偉業です。この成績は極めて難易度が高く、過去のNPBでもわずか16人しか達成されていません。
- ベストナインとは? ベストナインは、その年に最も優れた選手に贈られる称号で、各ポジションごとに選出されます。この賞は、ファンや関係者の投票を基にして決定されるため、選手の実績が重要視されます。
- 三冠とは? 三冠は、野球で選手が同シーズンに特定の条件をすべて満たし、全体で最も優れた成績を収めることを指します。投手の場合は、勝利数、奪三振数、防御率で決定されます。

