年俸は600万円減の3000万円（推定）で合意
その交渉はわずか10分で終了し、山下選手は「自分からは何も言うことがないし、頑張りますと伝えて終わりました」とコメントしました
今季のパフォーマンス
プロ5年目を迎えた今季、山下選手は開幕前に腰のコンディション不良により大幅に出遅れ、9月に戦列復帰を果たしましたしかし、出場したのはわずか4試合で、1勝という結果に終わり、本人も悔しさを隠せないシーズンとなりました
注目のプレー
それでも、9月18日の西武戦ではパ・リーグのタイ記録となる初回から6者連続三振を記録するなど、ポテンシャルの高さを見せつけましたポストシーズン初先発の10月11日・日本ハム戦では6回2失点ながら最速158キロの直球を披露し、今後の成長を期待させる内容でした
新球の習得に挑戦
秋季キャンプでは「今までにない軌道の球を入れたい」として新たにカットボールを習得する意向を示しています昨年、今年と怪我が続いていることから、来季には「1年間怪我せず、ローテーションを守ってリーグ優勝、日本一に貢献したい」と、初のフルシーズンを目指す決意を語りました
山下投手の契約更改については、怪我からの復帰を経ての新たなスタートを切る重要な局面であると言えます。次のシーズンに向けての抱負がしっかりと表れた内容に期待が寄せられます。
キーワード解説
- 契約更改とは？プロ野球選手がチームと来季の待遇について合意することです。
- コンディション不良とは？体調が良くなく、パフォーマンスが発揮できない状態を指します。
- 三振とは？投手がバッターに投げたボールがストライクゾーンに入らず、バッターが振って失敗することです。
- カットボールとは？ボールが横に曲がる球種で、バッターにとっては打ちにくい球です。
