2024年プロ野球新人王:ヤクルトの荘司宏太とロッテの西川史礁が受賞

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2024年のプロ野球シーズンが幕を下ろし、26日に東京都内で行われた「NPB AWARDS(アワーズ)」において、今季の最優秀新人(新人王)が発表された

セントラル・リーグ(セ・リーグ)からはヤクルトの荘司宏太投手(25)、パシフィック・リーグ(パ・リーグ)からはロッテの西川史礁外野手(22)が選ばれた

荘司宏太選手の成績と背景

荘司選手は、山梨県出身で、駿台甲府高校、国士舘大学を経てセガサミーから2024年秋のドラフト3位でヤクルトに入団

左投げの投手であり、特に「チェンジアップ」と呼ばれる変化球が武器である

このチェンジアップは、球速の速い直球に対して、変速させた球を投じることで打者のタイミングを外すことができるため、非常に効果的な投球術となる

今季は救援投手として45試合に登板し、2勝1敗、28ホールド、防御率1.05を記録した

西川史礁選手の成績と背景

一方、西川選手は京都出身で、龍谷大平安高から青山学院大学を経て2024年秋のドラフト1位でロッテに入団した

西川は開幕から打撃不振に悩んだものの、108試合に出場し、打率2割8分1厘、3本塁打、37打点をマーク

打撃成績はリーグの規定打席に達するほどであり、打率はリーグ6位という高評価となった

さまざまな新人王候補たち

セ・リーグの新人王候補には、荘司選手のほか、阪神のドラフト1位新人左腕、伊原陵人選手(25)が28試合に登板し、5勝7敗、防御率2.29を記録

また、中日の金丸夢斗選手(22)も15試合に登板し2勝6敗、防御率2.61という成績を挙げている

一方、パ・リーグでは、西川選手に加えて、楽天の宗山塁内野手(22)が122試合で打率2割6分、3本塁打、27打点を記録し、西武の渡部聖弥外野手(23)や日本ハムの達孝太投手(21)も注目される成績を残した

新人王の選考方法

新人王はプロ野球を取材する歴史のある記者による投票で選出され、その厳格な選考基準が信頼性の高い結果を生むこととなっている

2024年のプロ野球新人王が荘司選手と西川選手という若き才能に授与されました。特に荘司選手は、その卓越した成績と印象的な投球術によって、未来のスター選手として期待されます。一方、西川選手も開幕からの逆境を乗り越えての活躍が光ります。これからの両選手の成長がますます楽しみです。
キーワード解説

  • 新人王とは?新たにプロ野球に参入した選手の中から最も優れた成績を残した選手に贈られるタイトルです。
  • ホールドとは?リリーフ投手が試合を引き継いでから、チームがリードしている状態を保ったまま試合を終えたときに記録される成績です。
  • チェンジアップとは?速球投手が変化球を投げることで、打者のバッティングタイミングをずらす効果的な投球術の一種です。

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