ヤクルト山田哲人、契約更改で現状維持も来季の優勝を誓う

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ヤクルトの山田哲人選手が、契約更改交渉を終え、都内の球団事務所で現状維持でサインしたことを発表しました

交渉後の会見では、色紙に「優勝」と力強く記し、来季の目標を掲げました

山田選手は、今季が7年契約の5年目となるシーズンで、108試合に出場し、打率は.231、12本塁打、37打点、3盗塁という成績を残しました

開幕から状態が上がらなかったものの、7月30日のDeNA戦では通算305本塁打を記録し、球団の歴代トップ記録を更新しました

この記録は、来季から1軍の指揮を執る池山新監督が持つ球団記録(304本)を超えるものでした

また、9月18日の巨人戦では、プロ野球史上49人目の通算1000得点を達成し、印象に残る成果を挙げました

一方で、山田選手はコンディション維持に苦しんでおり、プロ15年目の今季は「とにかくケガをしない」と誓って臨んだものの、8月25日に下半身の不調で出場選手登録を抹消される事態となりました

しかし、復帰後は好調を保ち、9月には13試合で打率.324を記録し、3本塁打、7打点という好成績を残しました

過去には3度の「トリプルスリー」を達成してきた実績を持つ山田選手ですが、近年は成績の低迷が続いており、ここ4年は打率が2割台前半にとどまっています

池山新監督は同じ「背番号1」を背負う先輩として「1番が泣いているし、悲しんでいる

年々セカンドで見劣りする動きもある」と山田選手に奮起を促しました

また、主力の村上宗隆選手が今オフにメジャーに挑戦することが決まっており、チームの巻き返しには山田選手の復活が重要なポイントとなります

山田選手は、来季の開始に向けて悲壮な決意を持って新たなシーズンに臨む意気込みを見せています

山田選手の契約更改や成績の低迷は、プロ野球界でも注目されるニュースです。シーズンごとの契約調整は選手にとって重要な要素であり、また、成績の低迷から立ち直る姿勢が求められています。これからのシーズン、山田選手がどのように復活するのか期待が高まります。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:選手と球団が新たな契約を結ぶための交渉を指します。
  • トリプルスリーとは?:1シーズンにおいて、打率.300、30本塁打、30盗塁の3つの条件を同時に達成することを指します。
  • コンディションとは?:選手の体調やプレーの状態を示す言葉で、怪我や疲労の影響を受けることがあります。

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