日本ハム・宮西尚生投手、契約更改で来季への意気込みを語る
日本ハムファイターズの宮西尚生投手が28日、エスコンフィールドにて契約更改に臨み、現状維持の6500万円(推定)でサインを交わした今季は31試合に登板し、1勝1敗12ホールド、防御率3.20を記録した
ホールドとは、試合中に勝利が見込まれる展開でリリーフ投手が登板し、その後の勝利に貢献した時の成績を指す
宮西投手は900試合登板を達成し、「積み重ねがあるので、今年だけではないというのが大前提です
今年はボスにさせてもらった900試合に近いので、その900試合を意味あるものにするために、来シーズン爆発的な成績を残さないと申し訳ない」と来シーズンへの意気込みを見せた
さらに、今季のクライマックスシリーズ(CS)では登録を外れ、サポート役に回った宮西投手
「CSであんな熱い戦いを後輩たちがしているのを見て、始めは何も思わないかなと思ったんですけど、意外に悔しいものでした
まだ闘争心があるんだなって
悔しいと思えたのが、自分の中で一番大きかった」と語り、強い競争心が残っていることを示した
プロ19年目を迎える宮西投手は、「もう一回優勝を目指して、ボスを胴上げして気持ちよく終わりたい」と今後の目標を述べた
引退が近いのかとの問いには、「その時にならないと分からない
ただ最後にいい思いをして現役を終えるというのが、今の僕の理想像」と慎重に答えた
宮西投手の発言からは、彼の勝負への意欲とチームに対する思いが伺えます。特に後輩たちの争う姿を見て、悔しさを感じたという点は、プロ選手としての高い意識を持っている証拠です。次のシーズンに向けての彼の決意は、多くのファンにとって期待が膨らむ要素となることでしょう。
キーワード解説
- ホールドとは?リリーフ投手が試合中に勝利が見込まれる状況で登板し、その後の勝利に貢献したときに記録される成績。
- クライマックスシリーズ(CS)とは?プロ野球で最終的なリーグ優勝を決定するためのポストシーズンの試合形式。

