オコエ瑠偉、巨人から自由契約に—新たな挑戦への道を選ぶ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 読売ジャイアンツは28日、外野手のオコエ瑠偉(28)を自由契約とすることを発表した

球団との話し合いの結果、海外や他球団でのプレーを視野に入れた決断となり、両者合意のもと、11月末に提出する保留者選手名簿からオコエを外すことが決まった

これにより、思いがけない形での退団となった

 オコエは2019年に東北楽天ゴールデンイーグルスから現役ドラフトで移籍し、今季が3年目

シーズンには61試合に出場し、打率は2割4分6厘、ホームランは0本、打点は5という成績だった

これに対し、吉村CBO(チーフ・ビジネス・オフィサー)は「彼には多くの夢や目標がある

そのため、海外での挑戦が最適だと考え、球団としてもできる限りのサポートを行う」と説明した

 静岡・熱海での納会前には、阿部監督がオコエと連絡を取り、今後の活躍を願う言葉を伝えた

オコエ自身も感謝の言葉を表明

新たな挑戦に向けて意欲を示し、「シーズン終了後から球団と話し合い、最終的に海外での挑戦を認めていただきました

今後は成長した姿を見せるようチャレンジしていきたい」とコメントした

オコエ瑠偉選手が自由契約に至った背景には、球団と選手の双方の意向があることが伺える。海外での挑戦を望むオコエ選手の姿勢は、若い選手たちにも良い刺激を与えそうだ。新たな環境での彼の成長に期待したい。
キーワード解説

  • 自由契約とは? :選手が所属するチームから契約を解除された際に、他チームでのプレーが可能になる状態を指します。
  • 現役ドラフトとは? :プロ野球において、新たに選手を獲得するための制度で、参加者が希望する球団を希望することなく指名されます。
  • CBO(チーフ・ビジネス・オフィサー)とは? :球団のビジネス面を担当する役員で、選手の契約やファンとのコミュニケーションを統括します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。