OB選手は合計45名が参戦し、雰囲気は熱気に包まれた
特に新井貴浩監督(48)は、金本知憲氏(57=本紙評論家)との軽妙な掛け合いで観客を笑わせ、その後ファンへの応援を背に左翼への見事な本塁打を放った
新井監督の奮闘
本試合の前には「ホームラン&ヒットチャレンジ」という特別企画が行われ、新井監督はその中でまず左前打、次に左中間へのエンタイトル二塁打を記録した後、5回目のスイングで放った一撃が左翼席に飛び込むという特大ホームランを打ち上げたその瞬間には「打った瞬間に行くと思った
盛り上がって良かった
やっぱり(練習を)やってやって、体にすり込ませないといけないよね」と、喜びを語った
歴代選手との交流
この企画に参加した往年の打者である小早川毅彦氏、江藤智氏、さらには巨人の高橋由伸氏らは一度も柵越えを果たせなかった中で、新井監督の一発は場内を沸かせた新井監督はこの場を設けた意義や、先輩への感謝の気持ちを表しながら、金本氏へのコーチ要請を冗談交じりに伝え、会場をさらに盛り上げた
新たな決意
試合を通じて多くの先輩方と交流を持ち、「大変だろうけど、頑張ってくれ」との激励の言葉が印象に残ったと語る新井監督は、これまでのチームの2年間の苦境を振り返り、若手育成に向けた決意を新たにした新しいシーズンへ向けて、強い選手を育て、強いカープをつくり上げることを誓った
今回のOB紅白戦では、新井監督が観客を楽しませる一方で、若手育成の大切さや先輩からの激励を多く受ける場面が印象的でした。新井監督が強いカープを作るために意気込んでいることが伝わり、観客と選手の絆も深まった多くの思い出の残る一日でした。
キーワード解説
- OB紅白戦とは?OB紅白戦は、プロ野球のOB選手が現役時代を偲び楽しむための試合です。
- ホームランとは?ホームランは、打者がボールをスタンドに弾き返し、完全に塁を回る得点方法のことを指します。

