菅野智之投手がメジャー初年度を振り返る トークショーで経験を語る

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メジャーリーグでの初年度を終えた巨人の菅野智之投手が29日、都内でトークショーを開催しました

菅野投手は、アメリカ独特の実力主義に戸惑いながらも、自身の成長を実感したエピソードを語りました

菅野投手の振り返りとエピソード

彼の特長と言えば、その鋭いスライダーですが、メジャーではスプリットが高く評価されていました

スプリットとは、投球時にボールを指先の微妙なズレで握り、相手バッターのタイミングを外す球種です

菅野投手は、「アメリカの野球は常に最高のボールを投げ続けることが求められる」と語り、投球の配球が慣れてきた初対戦でも抑えきれない場面があったことを明かしました

厳しいメジャー挑戦

4月と5月には4勝2敗というスタートを切ったものの、6月には3試合連続で5回を持たずに降板したという結果は、彼にとって「日本では感じたことのない怖さ」をもたらしたといいます

菅野投手は、「メジャーは厳しい世界で、1試合悪ければ次の日にはいない選手もざらにいる」と強調し、自らもその状況に直面したと述べました

スライダーの再活用

この状態を打破するために、彼は長年の武器であるスライダーをもっと多用するようチームに直訴

「好きなように投げさせてほしい」と懇願した結果、投球が改善され、「あの時期が一番よかった」と語りました

今後の展望
菅野投手は、日本でのプロ野球生活がどれだけ恵まれていたかを再認識し、メジャーでの2年目への期待を示しました

「また新たな挑戦が待っている」と意気込んでいます

菅野投手のメジャーリーグでの初年度は多くの試練があったものの、彼はその中で貴重な経験を積みました。特にアメリカ特有の厳しい実力主義を肌で感じ、選手としての成長を促される環境に身を置いていることが伝わってきます。今後の挑戦がどのように続いていくのか、注目されます。
キーワード解説

  • スプリットとは?ボールを指先の微妙なズレで握って投げる球種で、バッターのタイミングを外すのに効果的な投球方法です。
  • 実力主義とは?スポーツや仕事の世界で、結果や能力が重要視され、常に高いパフォーマンスが求められる仕組みのことです。

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