阪神・湯浅京己投手、契約更改で更なる飛躍を誓う

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阪神タイガースの湯浅京己投手(26)が、12月1日に兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、3700万円から2300万円増の6000万円でサインした

湯浅選手は昨年8月に「胸椎黄色靱帯骨化症」という病気により手術を受け、今年4月に復帰を果たした

プロ入り7年目となる今季は、40試合に登板し4勝4敗、22ホールドを記録し、防御率も2.52と安定した成績を残した

最近の契約更改では、湯浅選手の復活ぶりが評価され、自己最高額の年俸アップとなった

会見では、控えめな笑顔を浮かべながらも、来季に向けた向上心を見せ、「シーズン後半にかけて体もしんどかったけど、やれることはいろいろ見つけられた

来年はもっとやれるのではないか」と意気込みを語った

手術後の復帰もまた厳しい道のりだったが、湯浅選手はマウンドでの活躍を通じて、同じ病に苦しむ人たちに希望を与えたいと語った

湯浅選手の担当医からは「歴史を塗り替えてくれている」と称賛され、その努力が実を結んでいることが証明された

しかし、湯浅選手自身は「球速もデータ的に納得いかない部分がある」と反省の言葉を漏らした

今季は特にカットボールを使用して効果的に打者を抑え込んだものの、最速150キロを超えている直球であっても、145キロを下回ることもあった

来季の課題として「真っすぐが一番大事

平均球速150キロに達するようにして、全ての数値を向上させたい」と力強く語った

今後は基礎的な筋力のアップに注力し、病気の管理も込みで、強い球を投げられる体作りがカギとなる

既に行っているピラティスなどのトレーニングだけでなく、新たな取り組みも考えている

自主トレーニングでは同僚の小幡選手と共に準備を進める予定で、シーズンを通して安定して投げられる体を作っていく

2022年にはセ・リーグ史上最年少の23歳で最優秀中継ぎのタイトルを獲得した湯浅選手

「タイトルを獲れるなら取りたいが、第1の目標ではない

自分ができることを重ねていく」と語り、日々の努力で良い結果に結びつけることを楽しみにしている

来年も、病気に苦しむ人々に勇気を与える活躍を期待したい

湯浅京己選手の復帰と活躍は、多くのファンや同じ病に苦しむ人々に希望を与えるものである。彼の今季の成績は素晴らしいが、来季に向けたさらなる向上心が感じられる。また、身体のケアとトレーニングを重視する姿勢も、彼のプロ意識を表している。これからもさらなる飛躍を期待したい。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:選手と球団が今後の契約内容について更新することを指します。年俸や契約期間などが話し合われます。
  • 防御率とは?:投手が相手に与えた得点を、投球回数を基にした割合で示す指標です。数値が低いほど優れた成績とされます。
  • ホールドとは?:試合の中でリードを守る役割を担ったリリーフ投手に与えられる記録で、得点を与えずに任務を果たしたことを示します。

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