今季は2年契約が終了し、新たに単年契約を締結することになりました
この契約は、チームが進める世代交代の一環としての意味合いもあります
契約更改後に菊池は「負けないぞという思いでグラウンドには来ている」と述べ、チーム内での競争に挑む意欲を示しました
彼は32%の減俸を受け入れながらも、「まだ老け込む歳でもない」と信じており、球団からもレギュラーとしての期待がかけられています
「ふがいない成績が続いているので、練習に尽力します」と菊池は語り、来季への意気込みを新たにしました
菊池は今季、113試合に出場し、打率.251、4本塁打、28打点という成績を収めました
守備面では、鉄壁の二塁守備が健在であり、特に7月6日の巨人戦では、土壇場で決勝逆転2点適時打を放つなど記憶に残る活躍がありました
しかし、出場試合数は昨年に比べて23試合減少しており、疲労からスタメンを外れることが多くなりました
「成績を見ればパッとしない」と反省しつつも、「もっとできると思っている」と巻き返しへの決意を固めています
新監督の新井は、「決まっているのは小園とファビアンだけ」と来季のレギュラーについて言及しており、菊池もその競争に加わることが予想されます
今季、二塁でのスタメンは菊池が96試合、小園が22試合、羽月が14試合、他の選手たちも出場していました
また、ドラフト3位指名の勝田(近大)も即戦力候補として注目されています
菊池は今季を振り返りつつ、「若手が新しい経験をしてきた」と述べ、「でも負けないぞという気持ちでグラウンドに来ている
来年もやってやるぞ」と意気込みを新たにしました
11月の湯布院リハビリキャンプでは、選手間でチームの改善点についても意見交換を行い、「だいぶ風通しが良くなった」と感じているそうです
来季は15年目の節目を迎え、通算2000安打まであと211本という大きな目標も掲げています
「体は元気で、すべての試合に出たい気持ちがある」と、自身の存在価値を証明するための強い意志を見せています
菊池選手の契約更改は、彼のキャリアにとって重要な節目となりました。年俸が減少したにもかかわらず、競争に立ち向かう姿勢は多くのファンの共感を呼ぶことでしょう。今後の展開に注目です。
キーワード解説
- 契約更改とは?選手とチームが契約内容を見直し、新たな契約にサインすることです。
- 年俸とは?選手がプロとして、1年間にもらう給料のことです。
- 出来高とは?選手の成績や出場試合数に応じて、追加で支給される報酬のことです。
- 競争意識とは?同じポジションや役割を持つ選手同士で、より良い成績を目指し、切磋琢磨する気持ちのことです。

