楽天・渡辺翔、自主トレでの体重増を実感し新シーズンに向けて意気込む

楽天のプロ3年目の右腕・渡辺翔選手が、仙台市内の室内練習場で自主トレを公開しました

彼はブルペンで捕手を座らせ、力強い投球を披露し、オフシーズンに取り組んできた体重増の成果を感じさせました

オフシーズンのトレーニングの成果

渡辺選手は、昨年のシーズン中には体重が85〜86キログラムだったのに対し、現在は92〜93キログラムに増加しています

「あまり重さを感じず、去年とは違ったパワーを感じている」と語りました

体重を増やすために、糖分を控えることに加え、サプリメントを取り入れるなど、食事にも気を配った結果として、この変化が表れています

自信を持つ新たな感覚

「思い切り腕を振らなくても球が行く感覚がある

真っすぐに自信を持てるようになった」と述べる渡辺選手は、自主トレの手応えを口にしました

これにより、シーズンへの期待感も高まっています

仲間との競争意識

渡辺選手は、パドレスの松井裕樹選手やロッテの鈴木昭汰選手とともに鹿児島・奄美大島で自主トレを行いました

松井選手の提案により、今シーズンは50試合の登板を規定として、防御率競争を行うことになったとのことです

渡辺選手は「1点台を目指して、松井さんや鈴木さんに勝ちたい」と意気込みを述べました

昨季の成績

選手名	試合数	防御率
松井裕樹	64	3.73
鈴木昭汰	51	0.73
渡辺翔	49	3.04

渡辺選手のトレーニング内容と体重増加は、シーズンのパフォーマンスにどのように影響するのかが注目されます。また、仲間との競争を通じて互いの成長を促進できる可能性もあり、さらなる活躍を期待したいところです。

キーワード解説

• ブルペンとは？：ブルペンは、野球の試合以外の練習やウォームアップを行うエリアで、投手が投球練習を行う場所です。
• 自主トレとは？：自主トレは、自分の判断で行うトレーニングのことで、通常シーズン中に行われる公式な練習とは異なります。
• 防御率とは？：防御率は、投手が与えた失点の数を基に算出されるもので、数字が低いほど優れた成績を示します。