大阪桐蔭高校から早稲田大学を経て、2021年のドラフトでDeNAから2位指名を受けた彼は、球団にとって注目の若手選手の一人でした
アマチュア時代の実績
高校時代の大阪桐蔭では全国高等学校野球選手権大会(センバツ)で優勝を経験し、早稲田大では春のリーグ戦で最優秀防御率とベストナインに選ばれるなど、その腕前が評価されていましたしかし、プロ入り後の3年間は怪我に悩まされる日々が続き、特に腰椎椎間板ヘルニアによるリハビリが影響し、ついには今季も一軍での出場機会がありませんでした
トライアウトの結果と心情
トライアウトでは、3人の打者に対して三ゴロと四球に抑える結果を残しましたが、プロ野球チームからのオファーは叶いませんでしたクリアな自己評価とともに、「この18年間良い思いも沢山しましたが、苦しいことがほとんど」と振り返る彼の言葉は、選手としての厳しさを物語っています
ファンへの感謝と今後
引退の際には「ファンの皆様いつも温かいご声援ありがとうございました」と述べ、観客の声援が彼の活力であったことを強調しました今後は横浜DeNAベイスターズの球団職員として、第二の人生をスタートさせることを決意し、「野球以上に夢中になれる事を見つけていきたい」と前向きな姿勢を示しました
DeNAから戦力外となった徳山投手の現役引退は、多くのファンや選手仲間にとって衝撃的な出来事でした。彼の誠実な思いと共に、次のステップに向かう姿勢は、後場選手やファンにとって励みになることでしょう。
キーワード解説
- トライアウトとは?: プロ野球選手が契約を解除された後に、再びチームと契約するために行うプレーの機会を指します。
- 腰椎椎間板ヘルニアとは?: 腰の部分の椎間板が損傷して神経を圧迫し、腰痛やしびれを引き起こす病気です。
- ベストナインとは?: 各ポジションで最も優れた成績を残した選手に贈られる称号です。

