徳山選手は、18年間の野球人生を振り返り、「小学3年生からソフトボールを始めてプロ4年目まで続けられたのは家族のおかげ」と感謝の気持ちを述べました
プロ入りからの道のり
徳山選手は、大阪桐蔭高等学校から早稲田大学を経て、2022年のドラフトで2位指名を受けて横浜DeNAベイスターズに入団しましたプロの舞台でのキャリアは、24年に29試合に登板し、1勝1敗8ホールド、防御率2.45という成績を残しました
ハイライトとしては、ホールド(救援投手としての貢献)数の多さが挙げられます
怪我と復帰の試み
しかし、同年9月には内視鏡下腰椎椎間板摘出術を受け、競技復帰を果たせぬまま今季は1軍登板の機会がありませんでした腰椎椎間板摘出術は、腰の痛みの原因となる椎間板を外科的に除去する手術であり、プロ選手にとって大きな負担となります
ファンへの感謝
引退に際し、徳山選手は「横浜DeNAベイスターズという球団で野球ができたことは一生の財産」とし、ファンへの感謝の言葉を捧げましたこのように、選手がファンに対して感謝の意を示すことは、プロスポーツの重要な要素の一つです
新たな道へ
今後、徳山選手はDeNAの球団職員に転身する意向を示し、「野球以上に夢中になれる事を見つけて第2の人生をスタートさせていきたい」と新たな決意を語りましたこれは、引退後も野球に関わり続ける姿勢を示しています
徳山壮磨投手の引退は、若手選手にとっても大きな教訓となります。プロスポーツ選手は厳しいプレッシャーや怪我と向き合う中でキャリアを築くため、その精神力や決断力は非常に重要です。特に、彼のような選手が引退後、どのように新たな人生を歩んでいくのかは、多くの人にとってインスピレーションとなるでしょう。
キーワード解説
- ホールドとは? 投手が登板した際に、チームが勝利した場合に記録される指標で、得点を防ぐことに貢献した証です。
- 腰椎椎間板摘出術とは? 腰の痛みや神経の圧迫を解消するために、腰椎にある椎間板を外科的に取り除く手術のことです。

