桐蔭横浜大・古川遼投手、大学日本代表強化合宿に参加し更なる成長を誓う

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大学日本代表候補選手の強化合宿が、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで5日から始まる

この合宿には、桐蔭横浜大学の1年生右腕、古川遼投手が初選出されている

古川投手は190センチの長身を持ち、力強いストレートと切れのある変化球を武器とする投手だ

ドラフトの選択と成長の道のり

古川投手は昨年、24年のドラフトにおいてソフトバンクから育成ドラフト1位指名を受けたが、入団を辞退し桐蔭横浜大学に進学した

彼は、「どの道に進んでも、僕は全力でやるだけ」と振り返り、今後の成長への強い意志を示した

目指すは、3年後のドラフトで支配下選手に1位指名されることだ

トレーニングと成績

古川投手は、この1年で球速や球のキレが向上していることを実感しており、高めのボールをフライで打ち取る能力が向上したと語った

メディシンボールやラダートレーニングを取り入れた練習により、飛躍的な進化を遂げている

神奈川大学野球リーグの春季リーグ戦では、9試合に登板し、1勝1敗、防御率1.88を記録した

ライバルとの対戦がもたらした気付き

11月8日に行われた青学大との練習試合では、中日ドラフト1位指名の中西聖輝投手と対戦し、3回を投げて1安打1失点に抑えたものの、課題も浮き彫りになった

「中西選手のような球速差のないフォークを投げられるようになりたい」と話す古川

彼のフォークは130キロ中盤であり、この差を埋める必要性を感じている

悔しさをバネに
昨年のドラフトで育成1位指名を受けながらも、支配下選手として指名されることができなかったことに大きな悔しさを感じている

「自分もそこを目指していたのに」と語る古川は、その悔しさをエネルギーに変え、今後の成長に繋げていく

「3年後には、ドラフト1位でソフトバンクに行きたい

恩返しをしたいです」と意気込みを語った

古川投手は大学日本代表候補となり、強化合宿でさらなる技術向上を目指しています。昨年入団を辞退した後、成長を続ける彼は、今後のドラフトでの成功を見据え、厳しい練習に励んでいます。プロとしての夢を叶えるべく努力する姿勢は、多くの若手選手にとって良いモデルとなるでしょう。
キーワード解説

  • 右腕とは?:右腕とは、右手でボールを投げる投手のことを指します。右利きの選手が多く、このポジションはプロ野球でも特に重要です。
  • ドラフトとは?:ドラフトとは、プロスポーツにおいて、新しい選手をチームが選ぶ制度のことです。選手は指名されることでプロとしてのキャリアをスタートします。
  • フォークとは?:フォークは、投球の一種で、空中で落下するように曲がる球のことです。この球種はバッターにとって打ちづらく、空振りを誘うことが多いです。

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