ソフトバンク育成辞退の古川選手、実戦で146キロを記録

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大学日本代表候補の強化合宿に参加している、ソフトバンク育成を辞退した右腕・古川遼投手(桐蔭横浜大学)が、6日に実戦形式の打撃練習に登板しました

古川選手は、打者4人相手にわずか1安打に抑え、最速146キロ、平均球速143キロを記録しました

これは彼の高校時代からの大きな進化を示しています

投球フォームの改良に着目

古川選手は「アベレージはだいぶ出るようになりましたし、投球フォームを改善したのが良かったと思います」と述べています

具体的には、投球フォームにおいて「捻転差」を意識した改良を行ったとのことです

捻転差とは?

捻転差とは、身体の上半身と下半身の動きを調和させることで、より効果的な球威を生む技術です

古川選手は、高校時代には上半身と下半身が同時に動くフォームを採用していましたが、現在は上半身の動きを遅らせることへの意識を高め、よりスピード感のある投球を実現しています

さらなる体力強化を目指す古川選手

彼は最速150キロを目指しており、現在193センチ81キロの体格を持っていますが、さらに増量することを課題に掲げています

「自分は体重増加が球速アップにつながりやすく、周りの方からも1キロ増量すれば、もっと球速は伸びると言われています

体作りもしっかりとやっていきたい」と語っています

経験を生かしたスケールアップを狙う
強化合宿では、高いレベルの投手との交流があり、この刺激が古川選手の成長に寄与していると強調しています

彼は「この経験でさらにスケールアップした投球を見せていきたい」と意気込みを示しました

古川選手の投球の進化は、努力と工夫の賜物であり、これからの成長が期待されます。身体の成長とともに、さらなる球速向上が図れると考えられ、実戦でのパフォーマンスも非常に楽しみです。
キーワード解説

  • 捻転差とは?上半身と下半身を効果的に使うことで、投球の威力を高める技術です。

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