阿部監督、来季に向けた方針を明言
横一線で新たな力を見極める意向を示した読売巨人軍の阿部慎之助監督（46）が、来年2月の春季キャンプに向けて特定の選手が1軍スタートであるとは限らないことを明確にしました「確約は誰もしていないので」と発言し、選手間の競争を促しています
5日、東京都内のホテルで開催された球団のOB会総会に出席した阿部監督は、選手たちの体調やパフォーマンスをじっくり評価する姿勢を示しました
1月には合同自主トレーニングが行われ、その段階で選手たちの出来を確認してから判断に移る考えです
ドラフトの新戦力
今秋のドラフトでは、支配下に指名された選手は6人その内訳は、社会人から2人、大学生から3人、高校生から1人が選ばれました
特に注目されるのは、1位指名された鷺宮製作所の竹丸和幸投手（23）や、2位指名の早大の田和廉投手（22）で、両選手は即戦力として期待されています
また、過去2年のドラフトでは全員が大学生以上であったことから、全選手が1軍スタートの可能性を示唆したこともありましたが、今シーズンは選手たちにふさわしい段階を踏む方針が強調されました
OB会総会の様子
この日の総会には、山口オーナーやソフトバンクの王球団会長、中畑OB会長を含む67人のOBが参加しました懇親会では、「リーグ3位の今季をしっかりと反省し、2026年度のシーズンに向けて前だけを見て突き進む」と語った阿部監督
彼は、12年以来の日本一を目指す強い意志を示しています
豪華なOBの期待感を受けて、監督としての責任と自覚を持ち続ける阿部監督は、来季に向けての指導のスタンスを明確にし、更なる成長を目指しています
阿部監督が春季キャンプに向けた選手選考に対し、確約する選手はいないと明言したことは、チーム内の競争を促進する良い方向性を示しています。新たな選手も参加する中で、彼らがどのように育成されるかが今後非常に楽しみです。
キーワード解説
- 監督とは？：監督はスポーツチームの指導者で、選手の育成や試合の戦略を決定する重要な役割を担っています。
- ドラフトとは？：ドラフトはプロスポーツにおいて、新人選手を各チームが選ぶイベントであり、チームの戦力を左右する大事なプロセスです。
- 支配下選手とは？：支配下選手は、プロ野球チームと契約を結び、チームの一員としてプレーする選手のことを指します。
