事実上の戦力外)とした
この決定により、ロドリゲスはその後ウエーバーにかけられることとなったが、引き取り手が現れず、最終的に3A(マイナーリーグの一部であるトリプルA)に降格することが決まった
彼の残り契約が最大3年で1700万ドル(約26億4000万円)と高額であったことが、引き取り手がなかった要因として挙げられている
ロドリゲスはキューバ出身の投手で、2020年から中日でプレーを開始
2022年には56試合に登板し、防御率1.15という圧倒的な数字を記録、39ホールドも達成し最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した
しかし、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にキューバ代表として出場後、再び日本に戻ることなく、メジャーリーグとの契約を目指して亡命する決断をした
その結果、2023年は日本でプレーせず、オフには中日から自由契約となり、ブルージェイズとは5年3200万ドル(約50億円)という大型契約を結んでいた
今回のブルージェイズによるジャリエル・ロドリゲス選手のDFA及び3A降格は、彼の高額な契約が影響したと考えられます。中日での活躍が評価されてメジャー契約を果たしたものの、その契約内容が引き取り手のない要因となってしまいました。今後の彼のキャリアがどのように進むのか、注目されるところです。
キーワード解説
- DFAとは?事実上の戦力外を意味し、選手がチームから外れた際に行う手続きのことです。
- ウエーバーとは?選手を他のチームが獲得できるようにするための制度のことです。
- 3Aとは?マイナーリーグの中で最も上のリーグで、メジャーリーグに昇格するチャンスがある選手がプレーする場所です。
- 防御率とは?投手が何回自分が投げた試合で失点したかを表す指標で、低いほど優秀とされます。
- ホールドとは?試合をリードしたまま投手が登板し続けた場合に与えられるステータスのことです。

