ロッテの荻野貴司選手が自主トレを公開し、今季への意気込みを語る

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ロッテに所属する荻野貴司外野手が、1月24日に千葉のZOZOマリンスタジアムで自主トレーニングを公開しました

今年の10月21日には40歳を迎える荻野選手は、プロ16年目を迎えたベテラン選手として、冷静な姿勢で開幕に向けて準備を進めています

荻野選手はキャンプが宮崎県の都城で行われることを受け、「(キャンプは)都城からなので、まだ寒いと思う

あまり無理をせず、徐々に自分の体と相談しながら、ちょっとずつ上げていきたいなと思っています」と語り、慎重に体調を整える意向を示しました

昨年は7月に右腓腹筋の筋損傷を負い、80試合の出場にとどまりました

打率は2割7分9厘と前年の成績を上回ったものの、完全なシーズンフィニッシュを果たせなかったことに悔しさを抱いています

「1年間ケガしないのが大前提

まずはそこを目標にしてやっていく」としっかり目標を掲げて、今季の完走を目指すと語りました

さらに、荻野選手は2021年には盗塁王に輝いたものの、昨年はプロ15年目でついに盗塁を記録できなかったことを振り返り、「走る場面があれば走りたいと思っていたが、サインが出なかったのでなかなかできなかった

信頼がなかったのかもしれない」と見解を述べ、今季は「盗塁のサインを出してもらえるような信頼を回復したい」との抱負を述べました

ついで“今季はまずは盗塁1を記録したい”とも意気込みを表しました

荻野選手の自主トレ公開は、今年39歳となる彼がプロとしてのキャリアをさらに長く続けたいという意欲の表れです。特にケガに関する意識が高まっているのは、選手としての成長に不可欠な要素と言えます。盗塁王の称号を持つ彼が今季どのように信頼を回復し、再びそのスピードを発揮するのか、ファンとしても楽しみです。
キーワード解説

  • 自主トレとは?:自主トレとは、選手が公式なトレーニングキャンプの前に、自らの判断で行うトレーニングのことです。
  • 腓腹筋とは?:腓腹筋はふくらはぎに位置する筋肉で、主に足を動かす役割を担っています。
  • 盗塁王とは?:盗塁王は、そのシーズンに最も盗塁を成功させた選手に与えられるタイトルです。盗塁とは、打席で打たずに塁上の選手が次の塁に進む行為を指します。

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