この会見は日本選手として最後の契約更改であり、昨季の年俸は推定8000万円だったが、詳細については一切語らず、「非公開でお願いします」との姿勢を貫いた
昨季の成績と評価
辰己選手は昨季、通算158安打を記録し、最多安打のタイトルを獲得プロ野球記録の397刺殺(野手が相手走者をアウトにするプレーの一つで、特に内野手が多く関与します)を達成し、守備においてはゴールデン・グラブ賞(特に優れた守備成績を収めた選手に贈られる賞)を4年連続で受賞している
チーム統括本部の佐々木亮人本部長補佐は、彼の努力を称え、「2020年から一番頑張った選手として最大限の評価をさせてもらった」と語った
目指す「25勝0敗」とは?
会見中に辰己選手は、今季の目標として色紙に「25勝0敗」と記入したこの数字は特に注目を集め、実際には「冗談ではなく二刀流させてもらいたい」と述べている
二刀流とは、野手と投手の両方で活躍するスタイルであり、メジャーリーグでは大谷翔平選手が有名だ
この目標の背景には、巨人に移籍した田中将大投手が2013年に達成した「24勝0敗」があると見られ、辰己選手はその記録を意識している可能性が高い
今年の運勢について
辰己選手は今年が「己の年」となり、自身の活躍を確信している様子を見せる「圧倒的な成績を残して、とにかくチームが優勝するための大きなピースになりたい」と強調し、その意気込みが伝わってくる
辰己選手の意気込みが感じられる契約更改会見だった。昨季の活躍をもとに、さらに上を目指す姿勢が印象的であり、彼の今後のプレーに期待したい。また、二刀流の実現に向けての挑戦も興味深く、ファンとしても応援したくなる内容だ。
ネットの反応
楽天の辰己涼介選手が今季の目標として掲げた「25勝0敗」という野心的な目標に対するコメントが、多様な意見を呼び起こしています
一部のファンは、辰己選手の目標設定を面白がって受け取る一方で、真剣に野球をやっている選手に対して不適切だと感じる人もいます
また、選手の発言が他の投手に不快感を与えるのではないかと懸念する声もあります
あるコメントでは、「中継ぎとして25勝」という発言が合理性に欠けるとの指摘があり、負けている場面での登板や先発投手から勝ちの権利を奪うのではないかとの厳しい意見が寄せられました
ネットコメントを一部抜粋
これを不真面目、ふざけてると捉えるか
年俸を公表(今年で億越え)することで悪い虫が寄ってくるのでしょうね。
辰己選手は年俸を公表しない方がいいと思う。
中継ぎで25勝って(笑)
こんなこと記事にしないで欲しいわぁ!
キーワード解説
- 「最多安打」とは?: 最も多くの安打を放った選手に贈られるタイトルで、 Offensive(攻撃力)な評価が高い指標の一つ。
- 「ゴールデン・グラブ賞」とは?: プロ野球などで、その年に特に優れた守備を見せた選手に贈られる賞。
- 「刺殺」とは?: 野手がボールを捕球し、直接アウトにするプレーのことで、特に内野手に求められる技術。
- 「二刀流」とは?: 野手と投手の両方でプレーするスタイルで、特に能力が高い選手に求められる役割。