ソフトバンク新入団の相良雅斗投手、トミー・ジョン手術を経て登場

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2025年12月8日、ボス イーゾ フクオカにてソフトバンクの新入団選手発表会見が行われ、ドラフト4位で指名された相良雅斗投手(岐阜共立大学)が登壇した

相良投手は、入団前にトミー・ジョン手術と呼ばれる右肘の再建術を受けていたことを明らかにし、その経過と決断について説明した

トミー・ジョン手術とは、肘関節の内側にある側副靱帯が損傷した際に行う再建手術のことを指す

これは、アメリカの野球選手、トミー・ジョン氏の名に由来しており、特に投手への施術が多い

相良は入団前のメディカルチェックで右肘に異常が見つかり、球団から手術を勧められた結果、「これから先を見て決断した」と手術に踏み切った

会見では、相良が右腕にギブスを装着して登場し、今後のリハビリについても言及した

彼の持ち味は最速152キロを誇る直球と、鋭い切れ味のカットボールであり、今後の活躍が期待される

しかし、1月に始まる新人合同自主トレには参加する支配下選手が僅か3人という異例の状況で、新たなチーム体制が求められそうである

さらにドラフト1位指名の内野手、佐々木麟太郎選手は、米スタンフォード大学でのプレーを続けるため、ソフトバンクとの交渉は来年7月の米大リーグドラフト後に行われる見込みである

このような状況を受けて、ソフトバンクの新体制がどのように進化していくのか、今後目が離せない

ソフトバンクの相良投手がトミー・ジョン手術を経て今回の会見に臨んだことは、今後の彼の成長に向けた大きな一歩だ。ギブスをつけた状態での登壇は、果敢な姿勢を示しており、ファンとしても今後の復帰を楽しみにしている。投手としての才能をいかんなく発揮できる日が待たれる。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?肘の靱帯を再建する手術で、特に投手に多く実施される。
  • カットボールとは?速球の一種で、バッターの打撃を難しくするために横に曲がる軌道を持つ。

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