巨人 坂本勇人選手が契約更改、40%減でサインし次期への意気込みを語る

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東京の球団事務所で行われた契約更改交渉において、読売ジャイアンツの坂本勇人内野手(36)が、減額制限の上限である40%減となる3億円でサインしました

この決定は、彼のシーズン中のパフォーマンスを反映しています

契約更改後の記者会見で坂本選手は、今年のシーズンが「試合数が全然出ていない」と強調し、特に後半は代打出場が中心であったことから「正直自分の中では楽しいシーズンではなかった」との思いを言葉にしました

しかし、「まだまだ終わりたくない」と継続する意欲を示しました

シーズンのハイライト

プロ19年目の今季は苦難の連続でした

開幕戦では「6番三塁」としてスタメン入りしたものの、結果は5打数無安打

初安打を打つまでには12打席を要しました

前半は打撃不振に悩まされ、二度の2軍降格を経験しました

後半戦の復活

しかし、6月10日に1軍に復帰した坂本選手は、ソフトバンク戦で2安打1打点をマークし、24日にはロッテ戦で今季初本塁打を放ちました

後半戦では「代打の神様」として活躍し、代打成績では19打数6安打、1本塁打、11打点を記録

打率は3割1分6厘と非常に高い数字を維持しました

サヨナラ打の記憶

特に9月13日の阪神戦では、9回に代打で登場し、サヨナラとなる中前2点適時打を放ち、チームの勝利に貢献するなど、その実力を再確認する試合が続きました

新しい年に向けて
来季はプロ20年目を迎える坂本選手

チームの最年長選手となることが見込まれており、長野久義氏が今シーズン限りで引退した後は、田中将大投手と並ぶことになります

12年以来の日本一を目指す中で、坂本選手がどのようにチームを引っ張っていくのか注目です

坂本選手の契約更改は彼のシーズンパフォーマンスを反映したもので、特に後半の代打での活躍が評価されています。経験豊富な選手が若手を引っ張り、来季の戦いにどのように貢献するのかが楽しみです。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:選手と球団の間で契約条件を再確認すること。金額や契約期間が話し合われ、選手の成績が反映される。
  • 代打とは?:試合中に出場していない選手が、特定の打席で出場すること。主に戦局を有利に進めるために用いられることが多い。
  • 打率とは?:プレイヤーの打席における安打数を打席数で割った値で、選手の打撃成績を示す重要な指標。
  • サヨナラ打とは?:試合の最終回にチームが同点または負けている状態でヒットを打ち、試合を勝利に導く打撃のこと。

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