現役ドラフトで12選手が移籍、巨人と日本ハム間でのトレードが話題に

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2025年12月9日、第4回「現役ドラフト」が非公開のオンライン形式で実施され、12名の選手が新たな環境へと移籍しました

このドラフトは、選手の出場機会の改善を目的に2022年からスタートしたもので、選手自身が納得のいく形で新天地を求めることができます

巨人と日本ハムの移籍劇

今回のドラフトで注目されたのは、巨人が日本ハムから松浦慶斗投手(22)を獲得した一方で、巨人からは菊地大稀投手(26)が日本ハムに移籍したことです

松浦投手は2021年のドラフトで7位指名で入団し、昨シーズンは5試合に登板し防御率2.25を記録しています

一方、菊地投手は育成ドラフト6位で入団し、今シーズン7試合に登板しており、今後の活躍に期待が寄せられています

現役ドラフトの意義と過去の成功例

現役ドラフトは、主に出場機会を得られない選手を救済する目的で設立され、これまでにも様々な選手が新たな生活をスタートさせています

昨年度のドラフトで、田中瑛斗投手は巨人で62試合に登板し、36ホールドを記録するなど、成功を収めています

こうした事例が、今後の選手移籍の重要な指針となるでしょう

現在の移籍選手一覧

チーム 選手名 移籍先/前チーム 年齢
巨人 松浦慶斗 日本ハム 22
日本ハム 菊地大稀 巨人 26
ソフトバンク 佐藤直樹 楽天 27
オリックス 平沼翔太 西武 28
阪神 浜田太貴 ヤクルト 25
現役ドラフトは、選手たちに新たなチャンスを与える重要な制度であり、特に近年の選手の活躍はこの制度の意義を実証するものです。選手の個々のキャリアを左右する巧妙な仕組みは、プロ野球の将来に失われつつある「夢」を再び取り戻す機会を提供しています。
キーワード解説

  • 現役ドラフトとは?選手の出場機会を増やすことを目的とした新たな選手移籍制度です。
  • ホールドとは?投手が試合をひっくり返さずに最終的な勝利に貢献した数を示す成績指標で、特にブルペン投手の評価で重要です。

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