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前田悠伍選手、今永投手との自主トレで新たな投球哲学を習得

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福岡県筑後市のファーム施設で取材に応じたソフトバンクの前田悠伍投手(19)が、米大リーグ・カブスの今永昇太投手(31)との自主トレに臨み、投球時の力の抜き方を学び、2年目の飛躍に向けた決意を新たにしました

前田選手は昨季の10月1日にオリックス戦で1軍デビューを果たしましたが、その際には3回で6失点という結果に終わりました

今シーズンに向けて「真っすぐを強くする」ことを目標に掲げており、大阪桐蔭高の先輩、DeNAの松尾汐恩選手を介して今永選手に弟子入りしました

1月上旬からは高知県内で自主トレを重ねています

前田選手は「今永さんと言えば、フォームと球のギャップがすごい

自分が思っている以上に力を抜いてもいいことが分かった」と、その学びの重要性を強調しました

具体的には、投球やウエートトレーニングの際、力を入れるポイントを意識し続けることが重要であると気づきました

今永選手とのトレーニングでは、昨季メジャーで15勝を挙げた実績を持つ投手に様々な質問をし理解を深めました

特に印象に残った言葉は「チェンジアップやスライダーの感覚で真っすぐを投げる」というもので、「力を抜いてもいいという気づきに繋がった

全てのトレーニングがそのような感覚を持っていたので非常に面白かった」と前田選手は語りました

また、ブルペンでの投球経験も数度重ねています

「これまでは真っすぐを強く、速く投げなければならないという感覚で投げていたが、力を抜くことでそれ以上の球が投げられた」と、成果をあげている様子を示しました

今後は24日から福岡県筑後市のファーム施設で練習を行い、キャッチボールなどに取り組む予定です

2月の春季キャンプに向け、「自主トレで教わったことを生かし、100%の力を上げていきたい」という決意を新たにしました

前田選手が今永選手との自主トレを通じて得た「力を抜く」ことの重要性は、投手にとって非常に重要な要素であることが改めて認識されました。クールダウンやリラックスを意識することで、選手のパフォーマンスはさらに向上する可能性があります。このような新しい視点を取り入れることで、今後のシーズンが楽しみです。
キーワード解説

  • 脱力のススメとは?脱力のススメとは、投球時に無駄な力を抜くことで、よりリラックスした状態で投げる技術を指します。これにより、筋肉の緊張が和らぎ、結果的にパフォーマンス向上に繋がるとされています。
  • ウエートトレーニングとは?ウエートトレーニングとは、重りを使って筋力を鍛えるトレーニング方法の一つです。これにより、筋肉が強くなり、持久力も向上します。
  • ブルペン投球とは?ブルペン投球とは、試合ではなく、練習用のスペースで行うピッチングを指します。選手はこの場で自分の投球フォームを確認したり、調整を行ったりします。

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