竹田投手は今季、先発として6試合に登板し、4勝1敗、防御率1.69の好成績を収めた
契約更改に際して、竹田投手は「まだまだ思い描いている投球はできていない
この冬しっかり練習して、開幕ローテーションに入れるように突き詰めていきたい」とコメントし、さらなる向上への意気込みを見せた
期待されたルーキーイヤー
竹田投手は、社会人野球の三菱重工Westからドラフト1位でDeNAに入団し、即戦力右腕としてチームに期待されていたしかし、ルーキーイヤーの序盤では直球の出力不足に苦しむ場面が見られた
それでも、8月中旬にはプロ初登板を果たし、その試合で勝利を飾ると、以降は先発ローテーションでの安定した投球を実現した
自主トレーニングでの成長を目指す
オフシーズンには、明治大学時代の先輩である入江投手と沖縄で自主トレーニングを行うことを予定している竹田投手は「球速を出しにいったらあまり良くないと、この春に痛感した
コントロールと質を求めたい」と述べ、具体的な成長への方針を示している
チーム状況と心境
今シーズンの先発投手陣には、ケイやバウアーの退団が決定しており、ジャクソンとは残留交渉中であるこのような状況の中、竹田投手は「(助っ人が)抜けて弱くなったと言われるのは嫌」と強調し、チームの一員としての責任感を語った
さらに、契約更改時には「無欲集中」と書かれた色紙を持参し、「先を見ず、開幕ローテーションに入ってからが勝負」と自覚を示した
竹田投手のさらなる成長に期待が寄せられる。特に自主トレーニングを通じて、コントロールや球質を向上させることができれば、彼の投球は一層安定し、チームの中核を担う存在となるだろう。契約更改時の発言からは覚悟が伺え、期待が高まる。
キーワード解説
- 防御率とは?野球において、投手が自責点をどれだけ抑えたかを示す指標です。
- 長期契約とは?プロ選手が一定の期間、特定のチームと契約を結ぶことを指します。
- ローテーションとは?先発投手が毎試合登板する順番やスケジュールのことを指します。

