巨人・坂本、2億円減の契約更改にサイン「まだ終わりたくない」と熱意を示す

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巨人の坂本勇人内野手(36)が9日、東京・大手町の球団事務所で契約交渉を行い、年俸3億円で契約を更新した

これは、プロ野球の野球協約に基づく減額制限(年俸が1億円超の選手は最大40%減)いっぱいの2億円減

坂本は2年連続の単年契約となり、プロ20年目の来季はチーム最年長選手となる

今年は、途中から代打に回るなど厳しいシーズンを過ごした坂本だが、「まだ終わりたくない」とし、レギュラー奪回に意欲的

これまで19年間、毎試合に真摯に取り組んできた坂本は、「何歳までプレーしたいかという具体的な目標はない

来年には『もういいや』と思うかもしれない」と語り、先のことを考えずに今に集中する姿勢を見せた

今シーズンは2度の2軍降格を経て、出場は62試合に留まり、打率は.208、3本塁打、22打点と振るわなかった

しかし、坂本は「楽しいシーズンではなかった」と率直に振り返りつつも、「長い時間グラウンドに居られるようにしたい

活躍したい」と強い決意を示した

来季は岡本がメジャー移籍したため、三塁手のポジションをリチャードらと争うことになる

また、今季限りで長野が引退し、坂本は小学時代のチームメートである田中将大とともにチーム最年長となる

坂本は「若い選手のことも考えながらやっていかなければいけない」と自覚を持っており、チーム全体に「結果を出すしかない」と叱咤激励した

さらに、青森出身の坂本は、8日に青森県八戸市で発生した震度6強の地震について心配を表明し、「みんな大丈夫と言っていたが、怪我をしている人もいるようなので心配」と気遣った

2012年の日本一を経験しているのは現役では坂本一人

他の選手は国家としてのパレードを経験したことがないため、坂本は「早くその時を迎えたい」と語った

来季も14年ぶりの日本一へ挑戦する覚悟を持っている

坂本選手の意欲が印象的です。年齢や成績にかかわらず、まだプレーを続けたいという姿勢は多くのファンに勇気を与えるでしょう。また、若手との競争も意識しながらチームを引っ張っていく覚悟が伝わってきます。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:選手とチームが新しい契約を結ぶことを指し、特に年俸や条件の変更が行われることが多い。
  • 減額制限とは?:プロ野球における年俸の減額に関するルールで、年俸が1億円を超える選手は、最大40%まで減額される。
  • 代打とは?:主に打撃の場面で選手を交代させる戦術で、特に試合の流れを変える重要な役割を持つ。
  • 打率とは?:選手の打撃成功率を示す指標で、安打数を打席数で割った値で表される。
  • 三塁手とは?:野球において、三塁の守備位置を担当する選手で、攻守において重要な役割を果たす。

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