阪神・湯浅京己選手、難病から復活しセットアッパーとしての再起を誓う

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阪神タイガースの湯浅京己投手(26)が、国指定の難病である「黄色靱帯骨化症」から見事に復活を遂げ、2025年シーズンでは目標の40試合登板を達成しました

シーズン通算成績は4勝4敗、22ホールド、防御率2.52という素晴らしい数字を残し、その存在感を示しました

チームは来季、クローザー役に岩崎優投手(34)を指名する一方、25年は50試合連続無失点を達成した石井大智投手(28)がクローザーに転身する可能性もあります

このため、チームの終盤を支える7、8回を任せられる投手の確立が急務となっています

藤川球児監督は「右の速球派」の重要性を繰り返し強調している状況です

今オフ、ドリス選手の残留が見込まれる中、秋季キャンプでは新たな若手投手たち、特に木下、椎葉、工藤選手の成長が際立っており、指導者である藤川監督も「安藤選手チーフコーチが悩むんじゃないか」と語るほどのポジション争いが期待されています

このような競争が激化する中、湯浅選手は「発奮材料にもなりますし、がんばりたいなと思える要因の1つです

自分自身も成績に満足していないですし、もっとやらなきゃいけないなと」と語り、さらなる成長を誓いました

また、今月中旬にはハワイでの優勝旅行に参加する予定の湯浅選手

しかし、リラックスする一方で「キャッチボールはしたいなと思っているので、グラブは持っていこうかなと

ジムにも行こうと思っていますね」と、休暇でも腕を磨く姿勢を崩しません

22年には最優秀中継ぎ賞を獲得した湯浅選手

来季は再び信頼されるセットアッパーとして、満員の甲子園を盛り上げることができるのでしょうか

阪神・湯浅選手の復活は、数々の苦難を乗り越えた証です。来季のポジション争いが予想される中で、彼がどのようにチームに貢献できるかに注目です。競争が激化することで選手たちの成長が促進されるのもまた、プロスポーツの醍醐味と言えるでしょう。
キーワード解説

  • 黄色靱帯骨化症とは?:脊椎を囲む黄色靱帯が異常に硬くなる病気で、痛みや運動障害を引き起こす。
  • セットアッパーとは?:試合の終盤でクローザー(抑え投手)を助けるピッチャーの役割。重要な場面での投球が求められる。
  • ホールドとは?:投手が試合終了時にリードを守りつつ投球を終えた場合に与えられる記録。リリーフ投手に与えられる重要な評価基準。

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