11日に行われた契約更改では、今季の年俸1億6500万円から1億1000万円ダウンの5500万円プラス出来高払いで合意に至りました
平野は、大阪・舞洲の球団施設で行われた会見に穏やかな表情で臨み、来季に向けた意気込みを語りました
契約更改の内容
交渉を終えた平野は、球団からの要望を受けて「選手としてしっかり現役に迎えられ、若手選手を引っ張ってほしい」という期待に応える姿勢を示しました彼は「選手もそうですし、コーチ業もしっかりさせてもらいたい」と語り、投手コーチとして迎える21年目に向けての闘志を見せました
今季の成績と実績
平野は今季、リーグ最年長投手としての地位をいかんなく発揮し、4月3日のロッテ戦ではプロ野球史上4人目の通算250セーブを達成しましたしかし、1軍での登板は3試合にとどまり、成績は0勝1敗1セーブ、防御率15.43という厳しい数字に終わりました
一方、2軍では16試合に登板し、防御率1.69を記録するなど、一定の結果を残しました
通算250セーブの意義
通算250セーブの達成について平野は「そこは達成できたのでよかった」としながらも、1軍に呼ばれなかったことを自分の実力不足と受け止め、「来年しっかり1軍で貢献できるように、選手としてやっていきたい」と力を込めましたコーチ兼任の背景
球団は平野の豊富な経験と実績を高く評価し、彼にコーチ兼任を打診しました3年間のメジャー挑戦を経て、2021年にオリックスに復帰し、守護神としてリーグ3連覇に貢献した平野は、その取り組み姿勢や穏やかな人間性が多くの後輩選手に好影響を与えてきました
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年齢 | 41歳 |
| 契約金額 | 5500万円 + 出来高 |
| 1軍成績 | 0勝1敗1セーブ、防御率15.43 |
| 2軍成績 | 16試合、防御率1.69 |
| 通算セーブ数 | 250セーブ |
キーワード解説
- 契約更改とは?選手が契約条件を見直し、新たな条件で再契約を行うことです。
- 防御率とは?投手がどれくらいの効率でアウトを取ることができたかを示す指標で、通常小さい数字が良いとされます。
- 通算セーブとは?投手が試合の終盤に登板し、試合を勝利に導いた回数を示す重要な指標です。

