ソフトバンク近藤健介、来季の目標は「最高出塁率」の奪還
福岡市内で開催された「TEAM AMAGI トークショー 2025」において、ソフトバンクホークスの近藤健介外野手（32）が、来季の個人目標に「最高出塁率」を掲げた近藤は、オリックス・西川選手らと共に自主トレを重ねながらファンとの交流を深め、新シーズンに向けた思いを新たにした
近藤はトークショー後の取材で、昨季の成績について「個人としてはやっぱり悔しさだったり、モヤモヤした感じが残るシーズンだった」と振り返った
今年は開幕直後に腰を手術し、シーズン中盤には左かかとを痛め、終盤には左脇腹に痛みを抱えた影響で、出場は75試合にとどまった
打率は3割1厘、10本塁打、41打点を記録したものの、無冠という結果に終わった
近藤は、FA加入1年目には本塁打と打点の2冠を獲得し、昨季は首位打者とリーグMVPに輝いており、今季の不完全燃焼を挽回したいと強く思っている
「打率、打点、本塁打の主要3部門のタイトル奪還も狙えるが、最大ターゲットは「最高出塁率」だ」と意気込みを語った
出塁率とは、打者が出塁した回数を示す指標で、打者の優れた能力を反映する重要なスタット（統計）だ
過去に4度獲得している「最高出塁率」だが、来季2年ぶりに奪還すれば、節目の5度目となり、イチロー選手と肩を並べることになる
「僕自身の持ち味で、そこがありきの他の数字だと思っているので、まだ何番を打つかは分からないが、打順によっては打点よりも意識しないといけない」と語り、来季に向けての高い目標を掲げた
その思いが近藤のプレーにどのように影響するか、ファンの期待が高まる
近藤選手がトークショーで語ったように、来季の目標に最高出塁率を掲げる姿勢は、彼の打者としての自信を示しています。昨季の悔しさを晴らし、真の姿を取り戻すための意気込みが感じられ、ファンにとっても期待が高まる内容です。
キーワード解説
- 出塁率とは？出塁率は、打者が出塁した回数を打数で割って算出される指標で、打者の能力やチームへの貢献度を示す重要な統計です。
- FAとは？自由契約選手（フリーエージェント）の略称で、シーズン終了後、選手が他球団と契約する権利を持つ制度です。
- トークショーとは？ファンと選手が直接交流できるイベントで、選手が自身の思いやシーズンの振り返りを語る場として運営されます。
