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西武・上田投手、中継ぎ専念を誓う。新たな武器と共に成長を目指す

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【所沢】西武ライオンズの上田大河投手(23歳、三重県尾鷲市出身)が、今シーズンは中継ぎとして活躍することを明言した

昨シーズンは先発および救援の両方で活躍を見せた上田投手は、今季は「便利屋」という立ち位置から脱却し、明確な役割を持ってチームに貢献する意向を示している

昨季の振り返りと新たな挑戦

上田投手はドラフト2位で大阪商業大学から西武に入団し、昨シーズンの6月4日に一軍登録された

初登板は翌日であり、シーズンを通じて17試合に登板

防御率は2.70と良好な成績を残した

しかし、前半戦は怪我もあり思うようにプレーできなかった

彼は「前半戦の出遅れは正直悔しかった」と語る

新たな球種の習得

一軍復帰後、同僚のアブレイユ投手から教わったチェンジアップを習得したことで、投球の幅が広がり、自信にもつながったという

左打者に対する外角の球種が新たに加わることで、今後の投球に良い影響を与えると期待されている

キャンプに臨む姿勢

上田投手は春季キャンプに向けて、球団のトレーニング施設でウエートトレーニングに励んでいる

昨シーズンの怪我を教訓として全身を鍛え、「連投の利く体力がつき、登板後の負担を減らすことができる」と意気込みを見せている

目指す目標と意欲
上田投手は、今シーズンの目標として一軍完走と40登板を挙げている

昨季の後半戦で14登板を果たした経験を基に、具体的な数字を設定

さらに、同期の西武ドラフト1位・武内夏暉投手が達成した成績を追い、新人王の資格を有していることもあり、「もちろん狙う」と意気込んでいる

上田投手が中継ぎ専念を決意したことは、チームにとって非常に重要なニュースです。役割を明確にすることで、彼のパフォーマンスに集中できる環境が整ったと言えるでしょう。また、新たに習得したチェンジアップが成長に繋がり、自信に満ちた姿を見せることが期待されます。
キーワード解説

  • 中継ぎとは?:中継ぎは試合の途中から登板する投手で、主に先発投手が降板した後に登場し、試合を引き継ぐ役割を担っています。
  • 防御率とは?:防御率は投手が自責点をどれだけ防いだかを示す指標で、低いほど優れた成績を示します。
  • チェンジアップとは?:チェンジアップは、投球が速球と同じように見せかけて、実際にはスピードを落とした球で、打者を惑わすために用いられます。
  • ウエートトレーニングとは?:ウエートトレーニングは筋肉を鍛えるためのトレーニングで、体力の向上や怪我の予防に役立ちます。

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