45歳という球界最年長の石川投手は、24年目の今季においてNPB史上初のプロ入りから24年連続勝利を達成しました
この記録には圧倒的な実績が伴っています
今年の成績は、8試合に登板し、2勝4敗1ホールド、防御率8.13という数字でした
また、打撃面では11打数1安打という苦しい状況にもかかわらず、ルーキーイヤーから24年連続でヒットを記録しています
この成績により、元・DeNA監督の三浦大輔氏と並び、投手としてNPB最長の連続ヒット記録を達成しました
2027年からセ・リーグでも導入される指名打者制度(DH制)について、石川投手は「ピッチャーとして9番目の野手として打席に立つのが好きで、バントも含めてチームプレーが重要」とコメントしました
DH制が導入されることで、投手が打席に立つのが難しくなることを残念に思っている様子が伺えます
「来シーズンが最後になるかもしれないので、打席に立つ機会があればホームランを打ちたい」と意気込みを語る石川投手は、また通算150犠打を記録しており、これは元中日投手の山本昌氏が保持する投手最多犠打数にあと3つと迫っています
「チームのためにバントをしっかりと行い、先輩に近づけるように、そして超えられるように努力します」と意気込んでいました
ヤクルト・石川投手のコメントからは、彼のチームプレーに対する強い意識が伝わってきます。DH制の導入により、投手としての役割が変わる中でも、彼は自らの仕事に誇りを持っているようです。これからも記録を重ね続ける姿勢が、次世代の選手たちにとって良い手本となるでしょう。
キーワード解説
- 指名打者制度(DH制)とは?:投手が打席に立たず、代わりに打撃専門の選手がその役割を果たす制度。これにより、投手は打撃による負担が減り、専念して投球に集中できる。
- 防御率とは?:投手がどれだけ失点を防いだかを示す指標で、一般的には9回あたり何点を許したかを計算したもの。数字が低いほど投手の成績が良いとされる。
- 犠打とは?:バッターが打ったボールをゴロにして、進塁させるためにわざとアウトになること。主にチーム戦術として用いられる。

