千葉黎明高校、春の甲子園初出場を決める!選手たちの喜びと決意

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 第97回選抜高校野球大会の出場校を決定する選考委員会が、1月24日に毎日新聞大阪本社で開催され、千葉黎明高校(八街市)の出場が決まりました

この若きチームは昨秋の県大会を制し、さらに関東大会ではベスト4に進出した実績を表彰されました

千葉黎明高校が甲子園に出場するのは春夏を通じて初めてとなり、選手たちはその知らせに歓喜の声を上げ、決意を新たにしました

瞬間の喜び

選手や保護者約130人が集まった同校の講堂「生徒館」で、午後3時45分ごろ、選考委員会のライブ中継が始まると、「千葉黎明」の名前が呼ばれる瞬間、会場は歓声と拍手に包まれました

選手たちはお互いに喜びを分かち合い、主将の山本大我選手は中野監督との固い握手を交わしました

監督の意気込み

中野監督は、「甲子園出場という目標だけでなく、選手や地域と共に勝利を目指し、校歌を歌うことを大切にしてきた」と述べ、残り2カ月間の準備への意欲を新たにしました

チームの成長と作戦

チームの強みは、良好なチームワークと守備力の向上です

夏の県大会では初戦で敗退しましたが、新チームは守備と走塁強化に取り組みました

その中でも効果的な練習法が「ノーエラーノック」で、これは27個のアウトを取るまで次の練習に進めない厳しいルールです

この練習を通じて選手たちは集中力を高め、決勝戦での逆転に繋がったといいます

地域とのつながり
学校が1923年に創立されたと同時に創部された野球部は、地域に深く根ざした存在です

吉田校長は、地域と共に成長してきた野球部への誇りを表し、出場決定の喜びを語りました

また、西村理事長は「練習は不可能を可能にする」との姿勢で、選手たちの活躍を期待しています

祝福の環境

千葉黎明高校の校舎では、センバツ出場を祝う垂れ幕が掲げられ、約500枚の号外も配布されました

選手たちの決意

出場を決めた千葉黎明の選手たちは、それぞれの意気込みを述べました

エースナンバーを背負う田代選手は、「甲子園では全員でカバーし合い、勝利を目指したい」と語り、力強い直球を武器とする米良選手は、「強みを前面に出した戦いをしたい」と意気込んでいます

さらに、捕手の川村選手は、「チームをしっかり引っ張りたい」と力強い意志を示しました

1年生で4番打者を務める佐々木選手や、長打力のある岩田選手もそれぞれが活躍を誓い、マネジャーの新堀さんは、「選手を全力で支えたい」と語りました

千葉黎明高校のセンバツ出場は、地域との強い結びつきと選手たちの努力の成果です。これからの戦いに向けて一致団結したチームの姿勢が期待されます。各選手の意気込みも頼もしく、甲子園での活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • センバツとは? センバツとは、高校野球の春の選抜大会のことで、多くの高校が参加を目指します。
  • 甲子園とは? 甲子園は、野球の聖地とも呼ばれ、多くの高校球児の憧れの舞台です。
  • ノーエラーノックとは? ノーエラーノックは、エラーなしで27アウトを取るまで次の練習に進めない厳しい練習方法です。

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