この自主トレは、昨シーズンから先発ローテーションに定着し、5勝を挙げた彼の成長を示す重要なイベントです
古謝は、同じくドラフト1位である先輩の早川隆久投手(26)と親しい仲でありながら、その成績には大きな差があります
昨季、早川は自己最多の11勝を記録しチームの勝ち頭として活躍しました
古謝は「追い越さないといけない立場」と語り、自らも2桁勝利を目指しています
ライバル心と連携
古謝と早川は、キャッチボールや技術論を交わす際にペアを組むこともありますプライベートでも頻繁に会う仲であり、今オフにはシンガポール旅行を計画していたものの、早川は昨年11月のプレミア12に出場したため、実現できませんでした
しかし、来シーズンには共に2桁勝利を飾り、そのお祝いとして欧州旅行を計画する意向を示しています
古謝は「2桁勝利は目標に立てているので、成績を達成できればご褒美として行ければと思う」と語ります
海外トレーニングの意義
早川はトレーニング目的で渡米し、アメリカでのトレーニングに興味がある古謝は「明確なテーマがない限りはお金の無駄」とし、その意識を早川から学んでいます古謝は「1年目はただがむしゃらに投げていたが、2年目は規定投球回にいきたい」と意気込んでおり、先発ローテーションを安定させるためにも、切磋琢磨していく意向です
(西日本新聞社 山田愛斗)古謝投手が早川投手との友情を通じてライバル意識を持ちながら、自主トレを行い成長を目指す姿勢は印象的です。特に、技術論を交わしながらお互いに切磋琢磨していく姿が良いですね。将来的に2桁勝利を目指す彼らの挑戦には注目です。
キーワード解説
- 自主トレとは?選手が自主的に行うトレーニングのことを指し、通常のチーム練習とは異なる、個々の成長を重視した練習です。
- 先発ローテーションとは?先発投手が定期的に出場するために、シーズン中に決められた投手の順番のことを指します。
- 規定投球回とは?シーズン中に pitchers (投手) に求められる最低投球回数で、通常は投球回数162回(シーズン162試合の場合)とされています。
- 切磋琢磨とは?互いに励まし合わせて成長を促すこと。スポーツや勉強などの分野でよく使われる表現です。