キャンプは2月1日からスタートし、新井貴浩監督が3年目のシーズンへの意気込みを語りました
特に、新人選手の起用方法やチーム力の向上に注力することが示されています
新加入選手の振り分け
今年のキャンプでは、ドラフト2位の佐藤柳之介投手が一軍スタートとなり、期待されています一方で、1位指名の佐々木泰内野手は左肩の痛みが治まっておらず、二軍スタートとなります
昨シーズンは好調から一転、4位に終わった広島の復活を果たすためには、全員の底上げが欠かせません
シーズンへの覚悟と変化
新井監督は「覚悟と信念を持って、強いチーム、そして強い選手を育てていきたい」と新シーズンへの意気込みを語りました昨年度は8月まで首位争いを展開したものの、9月に月間20敗を喫し、結果としてチームは4位でフィニッシュしました
攻撃力強化を目指す
昨シーズン途中から貧打に苦しんだ広島無得点の試合が24回もあり、これは球団史上の不名誉な記録です
今年は特に打率.289の秋山翔吾や新加入選手たちが打撃を引っ張ることが期待されます
新外国人選手の加入
昨年は助っ人二人が期待を裏切り、早期退団となりましたが、今年は新たにメジャー通算21本塁打の内野手エレフリス・モンテロと、マイナーで104本塁打を記録した外野手のサンドロ・ファビアンが加入しました彼らには大きな期待がかかります
先発ローテーションの変化
今シーズンの先発ローテーションには再構築が必要です昨シーズンの九里亜蓮選手がオリックスに移籍したため、床田、森下、大瀬良の三本柱だけではなく、新人や新助っ人が競争することになります
これにより、競争意識が芽生えチーム全体のパフォーマンス向上が期待されます
ポジション | 名前 |
---|---|
投手 | 森浦大輔、森下暢仁、大瀬良大地 など |
捕手 | 坂倉将吾など |
内野手 | 菊池涼介、エレフリス・モンテロ など |
外野手 | 秋山翔吾、サンドロ・ファビアンなど |
新たなシーズンでの飛躍が期待されます
広島カープの春季キャンプに向けて、新しい選手が加わり、優れたスタッフが整っています。新井監督が選手たちの成長を促し、チーム力の向上を目指す姿勢は非常に前向きです。昨シーズンの経験を活かし、成功につながる可能性は十分です。
キーワード解説
- 春季キャンプとは?冬のオフシーズンからシーズン開幕に向けて調整するトレーニングのこと。
- ドラフトとは?プロ野球チームが大学やアマチュア選手から選手を指名する制度。
- 助っ人とは?外国から来た選手でチームの助けとなる選手のこと。
- ローテーションとは?先発投手の順番を決めること、通常は5人の投手で構成される。