この活動は、2019年オフから続くもので、今シーズンはキャリアハイの成績を達成し、過去最高の寄付金を贈る決意を表明した
この日、原口選手は昨シーズンの成績に基づく寄付金として、安打数と打点に応じた合計23万円(14安打、9打点×1万円)に加え、2022年に受賞した若林忠志賞の活動資金50万円を合わせた73万円を寄付した
彼はこの成績に対して「納得はしていない
数字は寂しいですね」と話し、さらなる活躍を誓った
成績に応じた寄付活動の意義
原口選手の寄付活動は、成績に直結しており、彼にとって試合での活躍が自身のモチベーションとなっている彼は「試合でたくさん活躍して、阪神が勝って喜んでもらえるように」と語り、自己の成績向上を目指して努力を続ける姿勢を示した
原口基金の設立と寄付の歴史
原口は2019年にグッズ収入と併せて100万円の寄付を行い、翌2020年からは成績に応じた寄付を行う「原口基金」を設立した彼の過去最高成績である2016年には107試合に出場し、95安打、46打点を記録
そのため、今シーズンの成績も寄付金に影響することから、「もう1本でも多くです」と気を引き締めている
来るシーズンに向けた挑戦
原口選手は今オフ、国内FA権を行使し、決断を熟考阪神在籍が現役最長の16年目を迎え、1月の自主トレでは、自ら打撃投手を買って出る場面もあった
彼は「本当にありがたかった
いいものをアピールできるようにつなげていきたい」とし、現役選手としての使命感を語った
原口選手の活動は、スポーツを通じて社会貢献を意識する若手選手にも良い影響を与えると考えられます。寄付金額が自身の成績に依存する点は、選手にとってプレッシャーである一方、挑戦意識を高める良い機会とも言えるでしょう。
キーワード解説
- 安打数とは?:野球で選手がヒットを打った回数のこと。選手のバッティング技術を示す一つの指標となる。
- 打点とは?:選手が他の走者をホームに返した回数のこと。チームへの貢献度を表す重要な指標の一つである。
- 寄付金とは?:ある目的のためにお金を贈ること。原口選手は募金活動を通じて社会貢献を目指している。
- 国内FA権とは?:プロ野球選手が自身の移籍を希望する場合に取得できる権利のことで、自由契約選手になれる条件を含む。