この施設は、同様の疾患を抱える子どもたちとその家族が滞在できる療養所です
原口選手はその中で寄付金を手渡し、キャッチボールや交流を通じて子どもたちと楽しい時間を過ごしました
原口選手自身も2019年1月に大腸がんの手術を受け、その年のシーズン中に復帰した経験があるため、病気と闘う子どもたちの気持ちを深く理解していると言えます
彼は「みんなで病気と闘っている中で、明るく迎え入れてもらい、元気をもらいました
これからもたくさん活躍して、喜んでもらえるように元気を与えられるプレーをしたい」と意気込みを語りました
原口選手は過去に3回この施設を訪れており、今回は「若林忠志賞」の活動資金の一部として50万円を寄付
加えて、昨シーズンの成績に応じて13万円を寄付しました
彼の打撃成績は14安打、9打点で、これを金額に換算すると合計73万円になります
自身の成績に対して「寂しい」と感慨深く語った原口選手は、1試合でも多く出場し、1本でも多く安打を打つことを誓っています
また、オフシーズンには「強度の高い練習を続けてきた」と述べ、昨年に現役を引退した同学年の秋山選手にも練習を手伝ってもらい、充実したトレーニングを行っています
原口選手はキャンプに向けてアピールする準備を整えていると語り、さらなる躍動を持って勇気を与え続ける覚悟を示しました
原口選手が再び子どもたちのもとを訪れ、交流を深める姿は、彼自身の過去の経験があってこそ実現できたものでしょう。病気と闘う子どもたちに向けて自らの活躍が期待される中、選手としての責任感と誇りを感じる様子が印象的です。彼がさらなる成長を遂げ、ますますの活躍をすることで、病気と闘っている子どもたちに希望の光を与えることを期待しています。
キーワード解説
- キャッチボールとは?友達や家族とボールを投げ合う遊びで、主に野球の基本的なトレーニングでも使われる。
- 大腸がんとは?大腸にできるがんで、腸の一部が異常に成長してしまう病気。早期発見によって治療が可能となることが多い。
- 若林忠志賞とは?日本のプロ野球選手の中で、特に素晴らしい功績を残した選手に贈られる賞で、その名は伝説的な投手に由来しています。
- 強度の高い練習とは?通常のトレーニングよりもより厳しい負荷をかける練習を指し、選手の体力や技術の向上につながる。