中日、バンテリンドームナゴヤにテラス型観客席を新設計画

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中日の本拠地であるバンテリンドームナゴヤに、テラス型観客席を新設する計画が明らかになった

この新しい観客席は、ファンが試合をより楽しめるように設計されており、見やすさや臨場感を向上させることが期待されている

計画は来月、同球場を所有する株式会社ナゴヤドームの取締役会で承認される予定で、今季終了後には工事が進められる見込みだ

バンテリンドームナゴヤは1997年に開場され、両翼100メートル、中堅122メートル、外野フェンスの高さは4.8メートルと、特に投手にとって有利な条件を持つ“ピッチャーズパーク”として知られている

2026年には、ドラゴンズの球団創設90周年を迎え、その開場から30年目にあたることから、さらなる改修工事が注目されている

今季の試合では69試合を開催し、合計で53本塁打が打たれたが、これは12球団中10番目に少ない数字である

対照的に、日本ハムの本拠地であるエスコンフィールド北海道では、72試合で137本塁打が記録されるなど、明らかな打撃の差が生じている

このようにフィールドを狭くする動きは、各球団間で実施されており、例えばソフトバンクは2015年にホームランテラスを設置し、ロッテも2019年にホームランラグーンを設けた

これにより、ファンの観戦体験を向上させるとともに、選手たちにとっても本塁打の機会を増やす狙いがある

中日のバンテリンドームナゴヤでの改修計画は、ファンや選手にとって大きな意味を持つ。観客席の新設により、試合観戦の楽しみが増すことが期待される。また、野球界全体でフィールドの改修が進む中、中日の動きは特に目を引くものであり、今後の展開に注目が集まる。
ネットの反応

中日ドラゴンズがバンテリンドームにテラス席を設置する計画が進んでいることに対し、ファンたちはさまざまな意見を寄せています

コメントの中には、ホームランが増えることに対する期待感が強調されています

特に、「スタンドからフィールドが遠く見える」という今までの不満が解消されることを楽しみにしている人が多いです

また、選手たちがより多くのホームランを打てるようになることで、試合の魅力が増すとの見解も見受けられます

さらに、球場の広さについては、テラス席の設置が過去の問題点を解消し、チームの強化にもつながると考えられています

ドラフト戦略の変更やスラッガータイプの選手の育成にも影響が出る可能性があるとする声もあり、ファンは新たなチームの形に期待を寄せています

そして、90周年という節目の年に優勝を目指すという意気込みが伝わってきます

一方で、テラス席の設置には不安の声もあり、打たれるホームランが増えることや新たな戦略への影響を懸念するコメントも見られました

しかし、全体としては、今回の改修が球団にとってプラスに働くとの考えが一般的であり、多くのファンが改善を祝福しています

また、テラス席の名称について意見を述べる方もおり、今後の球団運営における柔軟な考え方が求められていると言えるでしょう

ネットコメントを一部抜粋

  • ホームランが増えるってのはもちろん楽しみですけれど、スタンドからフィールドが遠く見えるという積年の苦情がいよいよ解消されるのが本当に楽しみです。
  • ようやく来たか。どうせ弱いなら本塁打沢山見たいよね。
  • テラス席を設置することで、両チームにとって良い試合が増えそうで期待しています。
  • これによってスラッガータイプの打者の指導法も大きく変わるかもしれません。
  • 周年というめでたいが故に作ろかいう判断やったら、やっぱり組織のマインドが昭和やわ。
キーワード解説

  • テラス型観客席とは?:スタンドの前方に設置される観客席で、観戦者がより近くからプレイを楽しめるようにするものです。
  • バンテリンドームナゴヤとは?:中日ドラゴンズの本拠地で、ピッチャーズパークと呼ばれる特性を持ち、投手に有利な条件を整えた野球場です。
  • ピッチャーズパークとは?:投手に有利なように設計された野球場で、打者よりも投手が有利になる傾向があります。
  • 本塁打とは?:野球で、打者がホームベースを完全に回って得点を記録することです。

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