オフシーズンには甲斐拓也のFA（フリーエージェント）補強に成功しました
FAとは、選手が一定の条件を満たすことで、他のチームと自由に契約交渉ができる制度です
しかし、過去の歴史を振り返ると、巨人は有力な選手を獲得するも、時には補強がうまくいかないケースもあります
そこで今回は、巨人が獲得を目指したものの実現しなかった大物選手について紹介します
筒香嘉智の経歴と復帰
筒香嘉智は、右投左打の選手で、身長185cm、体重97kgです彼は1991年11月26日に生まれ、横浜高から2009年にドラフト1位で横浜ベイスターズ（現：DeNA）に入団しました
筒香は、2014年からは主力選手として活躍し、2016年には打率.322、44本塁打、110打点を記録
特にこの年は本塁打王と打点王の二冠を獲得し、日本を代表する打者としての地位を確立しました
2019年オフにはポスティングシステムを利用し、MLBのタンパベイ・レイズに移籍しましたが、不振が続き、2022年に日本球界に復帰しました
復帰後は5月6日に一軍昇格し、ヤクルト戦では逆転3ランホームランを放ち、NPB復帰戦で印象的な活躍を見せました
シーズン終了時には57試合に出場し、打率.188と成績は振るいませんでしたが、7本のホームランを記録し、チームは3位から26年ぶりの日本一を達成しました
巨人も筒香の獲得を狙いましたが、最終的には古巣DeNAに戻ることとなり、巨人・阿部慎之助監督もその思いを語っています
今回の読売ジャイアンツの補強戦略には、多くのファンの期待が寄せられています。しかし、筒香嘉智選手が巨人に加わることができなかったのは、少し残念な結果でした。彼の復帰戦での素晴らしいパフォーマンスを考えると、巨人にとって彼の獲得は大きな意味を持っていただろうと感じます。しかし、野球はチームスポーツであり、選手の移籍の影響は大きいことを改めて思い知らされました。
キーワード解説
- FAとは？選手が一定の条件を満たすことで、他のチームと自由に契約交渉ができる制度のこと。
- ポスティングシステムとは？日本のプロ野球選手が海外リーグに移籍する際に使われる制度で、チームが選手の移籍を許可する代わりに、移籍先チームが日本のチームに資金を支払う仕組みのこと。
- 打率とは？打撃の効率を表す指標で、安打数を打席数で割った数値のこと。高いほど選手の打撃技術が高いことを示す。
