昨季中日で43セーブを挙げ、2年ぶりにセーブ王を奪回した絶対的守護神の彼は、「おカネではなくてプレーオフに出たい
リーグ優勝できるチームに行ってみたい」という希望を表明した
マルティネスは通算166セーブの持ち主であり、4年契約で年俸12億円、総額50億円を超える超大型契約を結んだが、「カネじゃない」との発言には疑問の声も上がっている
メジャー流出の懸念と選手の意向
中日関係者によれば、マルティネスは過去にメジャーへの流出が危惧されたことがあり、実際に彼の代理人にはメジャー球団から移籍の意向の問い合わせがあったことも複数回あったというしかし、現在キューバ選手がメジャーでプレーするには亡命する以外の方法がなく、2018年のオバマ政権の時代にはキューバ選手が亡命せずにメジャーリーグでプレーできる道が開かれたが、次のトランプ政権の誕生によりその協定は撤回された経緯がある
今後の展望
マルティネスのメジャー志向は依然として変わっていないと言われており、契約内容には2年後に見直しの条項が含まれている可能性もある現在の政権の状況を受けて、メジャー挑戦が難しい環境下においても、彼は亡命を選ぶ意向はないと明言している
評論家の見解
評論家の権藤博氏は、巨人の起用法について、「私が巨人の監督なら、八回・マルティネス、九回・大勢で行く格からして当然だ」とコメント
なぜ大勢の方が「格上」とされるのかについては、今後のシーズン中に明らかになるであろう
マルティネスは昨27日、ジャイアンツ球場に初めて登場し、室内練習場でキャッチボールなどを行い、自己初となる宮崎キャンプへの準備を進めている
ライデル・マルティネス選手の巨人入団会見での発言は、彼の強い意志が見えた瞬間だった。特にお金だけではなく、おかれたチーム状況を重視する姿勢は多くのファンに感銘を与える。メジャーを目指す選手にとって、現在の状況では難しい選択が続いている中、彼の選択がどのように影響していくのか注目したい。特に評論家の権藤氏の見解も興味深く、マルティネス選手がどのように活躍していくのか、期待が高まる。
ネットの反応
このコメント欄では、マルティネス選手がドラゴンズに残りたい気持ちを持っているものの、彼の心の中には優勝争いをしたいという思いがあるとの意見が目立ちました
コメントの中には、マルティネス選手が「涙を流してまで」ドラゴンズに残りたいと発言したことを引き合いに出しながらも、蓋を開けてみればチームの勝利を重視しているのではないかという懸念が表現されています
他にも、巨人の選手獲得方法について不満を持つファンが多く、巨人が高額な契約を通じて選手を引き抜く手法は古典的だと批判されています
特に、過去に巨人が獲得した選手の中には期待外れだったケースも多いため、今後も同様の戦略を取ることには疑問を感じる声があります
加えて、トランプ政権がマルティネス選手の意思決定に影響を与える可能性についての言及もあり、政治的な要素が選手の心境に関連しているかどうかの意見が分かれる結果になっています
また、マルティネス選手の外国人枠に関する話題や、他の選手に関する期待もコメントの中には見受けられ、巨人のリリーフ陣が他球団にとって厄介であるという意見や、選手の怪我に対する懸念も挙げられました
最終的に、ファンがマルティネス選手に期待する一方で、彼の将来はメジャーにあるのではないかという憶測もあり、その気持ちがファンの間で複雑に絡み合っていることが感じられました
ネットコメントを一部抜粋
涙流してまでドラゴンズに残りたいって言っての蓋開けたら金じゃない、優勝争いできるチームでやりたいって言い始めてたからドラファンも飽きれてはいるよ
簡単に嘘つくじゃないけどホラ吹けるんだから亡命したくないというものの結局亡命するじゃんっていう可能性はあるよね
外国人選手を高額年俸で複数年契約したらハングリー精神なくなるから期待外れになる可能性もけっこう高いと思います。
ドラゴンズを愛しているマルティネス君とは言え、日本で一番歴史と伝統がある巨人軍に憧れる気持ちが生じたのは理解できます。
もしそんなことで喜んでるようでは足元すくわれますよ。他チームからとってきて活躍できなければ捨てるような育成もできない球団。
キーワード解説
- セーブ王とは? チームが試合を勝利に導くために、試合の終盤でリードを守りながら投げた投手に付与される称号。
- 亡命とは? 故郷を離れ、他国に移ることで政治的・社会的な迫害から逃れる行為。
- 年俸とは? 選手が契約によって年間にもらう給料のこと。
- 外国人枠とは? 各チームが一定数の外国籍選手を登録できる枠のことで、規制がある。