ロッテ新人合同自主トレ、立松選手の新たな挑戦に期待高まる

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 ロッテのドラフト6位選手、立松選手(日本生命)は、内野手として登録されているものの、春季キャンプでは吉井監督の方針に従い、捕手の練習に取り組む姿勢を見せています

彼は、明日26歳を迎えるオールドルーキーであり、「与えられたポジションを全うし、怪我なく最後まで一軍キャンプに残りたい」として気合十分でのトレーニングに臨んでいます

 立松選手は日本生命で2022年まで正捕手として過ごしていましたが、中日にドラフト4位で指名された石伊選手が入社した影響で、2023年には一塁手にコンバートされ、プロで再び捕手に挑戦することになりました

大学時代には、社会人チームシダックスで野村克也監督の下で捕手としてプレーした経歴を持ち、野村氏の考えを学ぶために「ノムラの考え」を参考にするなど、捕手としての成長を図ってきました

 彼は「1年生からベンチの隣に座って、つぶやくことをメモして、4年間ひたすらやってきました」と回想し、野村氏の著書「野村ノート」も活用しているとのことです

捕手としての2年のブランクを経て、立松選手は「捕手を客観的に見ることが多かったので、その経験を生かしたい」と前向きな姿勢を見せています

 また、石垣島での厳しいトレーニングに向けて、彼は4種類のミットとグラブを持ち込み、ハードな野手としての練習に臨むことになります

「大好きな球団で大好きな野球ができるので、疲れは幸せです」と、充実した表情で語っていました

立松選手の新たな挑戦は、多くのファンから注目されています。彼が捕手としてのスキルを磨くことで、チーム全体の戦力アップが期待できます。特に、多様なポジションに挑戦する姿勢は若手選手たちの手本とも言えるでしょう。
キーワード解説

  • オールドルーキーとは? オールドルーキーは、通常、プロ野球選手としてのキャリアを持つ選手を指し、若手選手とは異なる経験を持っています。
  • キャッチャーとは? キャッチャーは、野球のポジションの一つで、ピッチャーが投球したボールを受け止め、ゲームの進行を司る重要な役割を担っています。
  • ノムラの考えとは? ノムラの考えは、野村克也監督が提唱した独自の野球哲学や戦略を指し、選手育成において非常に高く評価されています。

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