新加入の田中将大投手(36)は、巨人のチームウエアに身を包み、同じく36歳の坂本勇人内野手との会話を楽しむ姿が見られました
また、24歳の戸郷翔征投手に対しては、約10分間にわたりさまざまなアドバイスを行い、その影響力ともいえる“マー君効果”が早くも表れました
田中は、「いよいよだなという気持ちはある
チームのウエアに袖を通して、そういう気持ちはある」と充実感を語り、午前9時から始まった自主トレでは、準備運動やキャッチボール、個別のランニングを丁寧に行いました
アップ中には、小学校時代のチームメートである坂本との会話もあり、「特に覚えていない」としつつも、幼なじみと共に同じチームでプレーすることの喜びを口にしました
初日の合同自主トレは穏やかな進行でしたが、田中は「昨日、到着して今いる選手、スタッフの方々と全員で食事をする機会があったので、今日はスムーズに入ることができた」と、前日のチーム交流会の効果を語りました
キャッチボールの後には戸郷と親しく話し込み、普段の調整法やメンタル面について意見を交わしました
戸郷は「メジャーで主流だった高めの真っすぐを投げているフォームの話をした」と振り返り、田中は身ぶり手ぶりを交えてアドバイスを行う姿が印象的でした
田中は「チームからは今までの経験を若い投手に伝えてほしいと言われている
そこも惜しみなく伝えていけたら」と、自らの経験を次世代に受け継いでいく意欲を示しました
「自分からも積極的に、もっとコミュニケーションを取っていろんな話ができればと思う」と語りながら、この新たな環境でも存在感を示しました
巨人に加入して初めての自主トレから早くも存在感を示した田中将大
彼がどのように新しい仲間たちと共に日本一を目指していくのか、今後の動向が期待されます
田中将大投手の加入がチームの士気にもたらす影響は計り知れません。彼の経験や人間性が若手選手たちにとって貴重な学びとなることが期待されます。今後の彼の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- 合同自主トレとは? 各選手が自主的に集まり、チームプレーや個々の技術向上を目指して行うトレーニングのことです。
- マー君効果とは? 田中将大選手が持つ高い技術力と豊富な経験から、若手選手たちに対するポジティブな影響を指します。
- キャッチボールとは? 野球の基本的な練習で、ボールを投げ合い、タイミングやフォームを確認することです。